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自分と風景写真
写真学校時代、風景で食っていこうと思い就職相談に行きましたが、風景では食えないと言われ風景の次に好きな車と言うところで自動車会社に就職しましたが、車の写真とは別にプライベートでは風景写真を撮っています。
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場所を特定してしまうと、地元の人には叶わず。
自分の写真は風景とは言えど、地上に存在するものは全て風景と考え、何処でも何でも撮ります。
鳥でも人でも電車でも身近なもの、目に映るもの全て風景として捉えてます。
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テーマは「Ground Colours」、その名の通り地上の色・地上の色彩です。
幻想的な景色から、何気ない日頃の景色の中で、人々が美しいと思える瞬間の地上の色彩との一期
一会の出逢いを大切にし、場所を特定せず自分の行動範囲の中で撮り続けて来ました。
今まで撮って来た作品を紹介して行こうと思い、noteを始める事にしました。
春夏秋冬、晴雨曇雪、どんな景色の中でも同じ風景に出逢えた事はありません。
部屋の中でも光は同じではなく、自分の感性を信じて撮り続けて行きたいと考えております。
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例えば小さい頃、家のベランダから見た素晴らしい金星食、あの景色は二度と出逢える事はない貴重な景色でした。
記録する気持ちが無かった時代なのですが、そこで見た夜明けの薄明の色と金星と月の色は脳裏に焼き付いています。
そんな一瞬を撮り続けて行きたいと言う想いで、40年以上も撮り続けています。
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