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保険料控除のマイナポータル連携でエラー


年末調整の季節です。保険料控除は控除額を記入した後、証明書の原本を提出する必要があり面倒です。数年ぐらい前から、「マイナポータル連携」なるものができると年末調整の用紙などに書いてあって、気になったので試してみました。今回はマイナポータル連携をiPhoneでする際に、「マイナポータルアプリが起動できませんでした」と言うエラーを回避する方法について説明します。

利用環境はiPhoneなので、Androidの場合は微妙に動作が異なるかもしれません。

マイナポータル連携とは

スマホのアプリでマイナポータルと言うアプリがあります。こんなやつです。

AppleのApp Storeだと評価がいまいち低いです。「★を2個以上付けているのは、役所関係の人でしょ?」など散々です。私は役所関係の人ではないですが、使いこなすとかなり便利です。

毎年年末が近づくと、保険会社から保険料控除の葉書(証明書)が届きます。年末調整ではここに記載の金額を控除額に記入して、証明書自体を同封するなどして提出します。私がマイナポータル連携を読んで理解した限りでは、記入の手間は証明書の提出の手間がなくなるみたいです。私が勤める会社ではオンラインで年末調整を行うのですが、「マイナポータル連携で読み込む」、と言うようなオプションがありました。

生命保険料控除のマイナポータル連携のやり方

保険会社によってサイトが異なるようです。保険料控除の証明書の葉書にリンクなどが書いてあります。マイナポータルはスマホアプリなので、スマホからリンクを開く必要があります。保険会社によっては、さらにマイナポータル・e私書箱のアカウント作成が必要なところもあるようです。例えば三井住友はここから辿れるようです。

事前設定を行うと、いよいよマイナポータル連携の利用者登録ができるようになります。これをやると、マイナポータルアプリにログインする、と言うようなメニューが出てきて、マイナポータルを開くことになります。その後マイナンバーカードをスマホで読み取って、ログインし、保険の証券番号などを入力すると手続きは終わりです。

が、ここではまりました。何度やっても、「マイナポータルアプリが起動できませんでした。」というエラーが出ました。こんなやつです。

エラー画面

画面では「再インストールをしろ」と出てきます。ただ、マイナポータルアプリを自分で開いてログインしようとすると、問題なくログインできました。再インストールをしても直るとはとても思えませんでした。

マイナポータルアプリが起動できないエラーの回避方法

対処方法は単純で、デフォルトのブラウザをSafariにするだけでした。デフォルトのブラウザはBraveと言うChrome系のブラウザだったのがよくなかったようです。

設定->Safari->デフォルトのブラウザアプリで変更

設定->Safari->デフォルトのブラウザアプリと進んで、Safariを選択するだけです。あとはSafariを使ってマイナポータル連携のページに行って、指示通り進むだけです。これでエラーはなくなりました。

まとめ

「マイナポータルアプリが起動できませんでした。」というiPhoneからのエラーを回避する方法について解説しました。マイナンバー関係の作業はとにかくSafariを使え、ということのようです。ちゃんと推奨環境にも書いてあります。
エラー画面は再インストールではなくて、デフォルトのブラウザアプリをSafariにして、などと更新してもらえると良いですね。

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