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今、目の前に見える景色はどんなふうに見えますか?
私がcotreeのカウンセリングを受け始めたのは、だいたい1年くらい前から。カウンセリングを初めた頃の状況を簡単に説明すると、とても傷ついていて苦しくてしょうがなかった。目の前の景色は曇りがかっていて、心は晴れずいつもどんよりしていた。
そこから時間が経過して自分自身が落ち着いてきた感覚があるので、これまでのことを振り返りながら、カウンセリングを受けてどんなものを見つけてきたのか少しだけまとめて書いてみる。今とても苦しいなと感じている人がいて、何かヒントになる事があったらいいなと思う。
ーしんどさを言葉にしていくところから始める
「しんどい、苦しい、でもどうしたらいいか分からない」
カウンセリングの当初はしんどさを言葉にするだけで精一杯だった。
どんな事があってしんどいのか、苦しさはどこからきているのか、
自分自身では問題がどこにあるのか全然うまく説明ができなかった。
最初は私と同じように違和感を言葉にすることが難しいかもしれない。でも心配しなくてもいい。カウンセラーさんは拙い言葉でも大切に拾い上げてくれて、あなたの想いをいっしょに紡いでくれる。
わたしがここで伝えたいことは、
もしカウンセリングを受けるかどうか迷っている気持ちがあるのであれば一度試してみて欲しいということ。
私はカウンセリングを検討し始めてから、実際に受けるまで半年くらいかかっている。その理由は料金であったり、カウンセリングそのものに対して自分自身に本当に必要なのか判断ができなかったからなどだ。
では何故迷いながらもカウンセリングを受けたかというと、自分だけの力では今の現状を変えることが難しいと思ったからだ。
問題も複数あったし、信頼できる人の力を借りたいと思った。
今から思うと、あの頃の自分の決断を心から褒めたいと思う。
不安ながらも勇気を出して、カウンセリングを受けられて本当に良かった。
当時に比べると、私はずいぶん生きやすくなっている。
私と同じようにしんどさを抱えて、例えば朝起きるのがしんどかったり、悩みがずっと頭から離れずにいるような状態であれば、今はあなた自身を見つめなおすタイミングなのかもしれない。
少しでも今の現状に違和感を感じているなら、それはあなたの身体があなたに贈る大切なメッセージだ。
不調を感じたままこのまま歩き続けられるだろうか。心の手当てをしてまた歩き出した方が楽に歩けるんじゃないだろうか。
ー考えの方向を変えていく
しんどさを耐えてきた身体は自分の心を必死に守ろうとする。
「あの人に嫌われていたらどうしよう」、「もしかしたら怒っているかもしれない」、「またあの時みたいに強く当たられたらいやだな」
あらゆる可能性を想定して、危険から自分自身を守ろうとする。それはけして間違いじゃない。でもあらゆる想定は想定でしかない。いろんなパターンを想像し、先回りして疲弊してしまうんじゃないだろうか。
少し見方を変えて考えてみて欲しい。
ーあなたはどうしたいか?
相手側からの視線を想像して身を守るのではなく、別のやり方もある。
それは「私はどうしたいか」と自分自身に問う方法だ。
相手側からでなく自分側からの視野を広げていく。
自分を本当に大切にする事ってどういうことなんだろうとよく考えるが、私は「自分自身はどう思うか」という気持ちを大切にすることなんだと思っている。自分の気持ちを抑圧したり、ごまかしたりせずに、私はこう思っているんだという気持ちを否定せずにいること。
今は難しいかもしれないが、練習すれば少しずつできるようになってくる。
ー見える景色は変化していく
今、目の前に見える景色が自分にとって苦しいと感じているならその場所から離れて歩き出せば景色は自ずと変わる。
すぐには歩き出せないかもしれない。今あなたがいる場所に変化があれば、何かが変わる可能性がある。
窓を開けたら新しい風がはいってくる、そんなふうに。
少しのきっかけで今の状況に光が当たりはじめる。その光はあなたが進む先の道を照らしてくれる。そしてその先は今よりもきっとあなたらしく過ごせる場所に続いているんだと思う。
ーあなたはどんな場所に行きたいですか?どんな景色だと安心できますか?
ゆっくりでいい。
もし心に何か動くものを感じたなら、それがどんなものなのかじっと見つめてみよう。
行きたい場所がイメージできたら、カウンセリングはその場所に近づけるようにきっと手伝ってくれるはずだ。