2024.12.28 京都4R障害未勝利

京都4R障害未勝利 2,910m(直・ダ)

◎タナサンブラック
○バーンパッション
▲スズカキング
☆ミラクルジニア
△フスカル
△シュハリ
△テイエムイダテン
△ジオフロント

◎タナサンブラック:草野太郎騎手
初障害。試験は馬なりで併せた相手を千切って先着。キタサンブラック産駒はn数が少ないとはいえ京都で3-0-1-0の好成績。この馬自身も平地の長い距離で先行して粘り込む競馬で好走しておりコースレイアウトにはマッチしそう。関東所属だが京阪地区は苦にしない鞍上で一発回答に期待して。

○バーンパッション:大江原圭騎手
詰めの甘さが課題だが飛越は安定していて、長く脚を使わせる形なら崩れない。前走で当地もこなしたし、勝ち切るためにどう動くかだけ。

▲スズカキング:難波剛健騎手
初障害。試験の全体時計は地味も、上り自体は悪くはなかった。鞍上的にハナ切るパターンは考えられ、その時は展開利も見込める。飛越がまともなら。

ミラクルジニア:▲土田真翔騎手
前走は初障害ということもありソロっと出したが最初の障害で隣の馬と接触したり、バンケットも上手くこなせず道中は集中力は欠いた。ただ終盤はしっかりと走れており、直線ではハードルも無難に飛んで脚色もしっかり。飛越はしっかりめに真っ直ぐ飛べているのもあるので固定障害だと追走も楽になるのでは。体力的に足りているなら3歳で一戦使った上積みは大きい。乗り替わりも好調の鞍上ならば。

△フスカル:石神深一騎手
初戦の飛越自体は悪くなかったが中盤以降で上位から大きく離されてしまった。ただ一頭になってからは鞍上も手控えていたし、直線で後続が来てからはファイトしているように完全にスタミナが切れたという感じはない。内枠で壁を作って運べればもう少しやれなか。一戦使った分の上積みも加味して評価。

△シュハリ:江田勇亮騎手
同開催の未勝利戦と比較すると勝ち時計も上りも遅い競馬でレースレベル的に怪しいところ。内容もバンケットを非常に上手く使って立ち回れていて、平坦順回りの舞台替わりがプラスとはならないのでは。今回もメンバーが揃った訳ではないが、少なくともバーンパッションを逆転までは難しいとみたい。

△テイエムイダテン:小野寺祐太騎手
障害2戦目の前走は落馬競走中止となったが脚が合わなかっただけで、そこまでの道中は決して悪くない飛越。休み明けよりは使いつつのタイプに思えるが、前々の競馬で良さを活かしたい。

△ジオフロント:小牧加矢太騎手
前走は多少出していった分もあって引っかかる面を見せたがペースが流れたのが幸い。渋太く伸びてタイム差なしの2着なら障害2戦目で上々の結果。ただ勝負どころでちょっとモタついた部分はあって、終盤に障害が続く京都で手の早いバーンパッションがいる並びだと後手は踏みそう。順回りの外回りも上手く内に入れないと怖いし、直線ダートでどこまで盛り返せる?

バーンパッションは仕掛けを早くしたいが自ら逃げたい訳ではなく、既走馬に逃げ経験馬も不在。となると鞍上的に何も行かないなら、の▲スズカキング◎タナサンブラック辺りが候補か。やはりコース的には前々の競馬ができる馬を上位に取りたい。穴なら前走で余力があった☆ミラクルジニアの2戦目。紐は手広く。

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