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2024.12.21 第147回中山大障害(J-G I) 各馬雑観

騎手想定はnetkeibaの記事から引用


ヴェイルネビュラ(騙6歳・大竹正博厩舎)
大江原圭騎手(34歳)

ヴェイルネビュラ(写真は草野太郎騎手)
大江原圭騎手(写真はロンギングバース騎乗時)

昨年11月の未勝利戦を初障害で勝ち上がり、OP入り後も掲示板を外さぬ安定株。特に3走前の福島では2,750mをレコードで制してみせた。前走・秋陽JSでは1人気を裏切る敗戦となったが当時は休み明け初戦。ひと叩きで前進を。

エコロデュエル(牡5歳・岩戸孝樹厩舎)
草野太郎騎手(35歳)

エコロデュエル
草野太郎騎手

後方で難儀しながらも強烈な末脚で突っ込んでくる競馬一辺倒だったのが一転、前走・東京HJでは道中障害のある区間で押し上げることができた。今年の中山GJでは強気に動いて脚を無くしたが、この経験が活きてくるならばもう一押しある。

ジューンベロシティ(牡6歳・武英智厩舎)
高田潤騎手(44歳)

ジューンベロシティ
高田潤騎手

大障害コースは初挑戦の'23中山GJで6着から5→2と着実にステップアップ。今年は東京の重賞を春秋ともに制して臨戦過程も順調そのもの。今度こそ。

ダイシンクローバー(騙8歳・戸田博文厩舎)
上野翔騎手(38歳)

ダイシンクローバー
上野翔騎手

障害競走27戦のベテラン。中山コースの経験も豊富で、'23は中山新春JS→ペガサスJS→中山GJの3連戦を1→2→3着と実績も兼ね備える堅実派。元々所属していた安田隆行厩舎の解散に伴い、高橋一哉厩舎を経て前走・京都JSが戸田博文厩舎所属となっての初戦。続戦での変わり身なるか。

テイエムタツマキ(牡6歳・武英智厩舎)
田村太雅騎手(38歳)

テイエムタツマキ・田村太雅騎手

昨年は1走しかできなかったが、今年に入ってからは既に8走のタフネス。なかなか調子が上がってこなかったが、近3走は2,1,2着と安定していて重賞でも上位に顔を出している。J-GⅠは一昨年の当レース以来2度目。その後に挟んだ長い休養を経て、改めて積み上げた経験を武器に再度大舞台へ挑む。

ニシノデイジー(牡8歳・高木登厩舎)
五十嵐雄祐騎手(40歳)

ニシノデイジー・五十嵐雄祐騎手

大障害コースは(1,1,1,1)で、唯一の着外も雨中のレースとなった'23中山GJなので良馬場が条件とはいえコース相性の良さが光る。取り口も早めに仕掛けるロングスパートで自らの持ち味であるスタミナを全面に出しての真っ向勝負が身上。他馬に干渉されにくい脚質で、自身の走りさえできれば2度目の頂点も。

ネビーイーム(牡6歳・佐々木昌三厩舎)
小牧加矢太騎手(27歳)

ネビーイーム
小牧加矢太騎手

昨年以来2度目のJ-GⅠ参戦。重賞・特別で勝利こそないものの、勝負どころでモタつきながら上位には食い込んだ。ここまで平OPで挙げた2勝はいずれも前の馬を内から差す形。昨年の中山大障害でも後方に置かれたとはいえ速い上りを出せており距離に関しては不安がなく、上位陣に実績では劣るがマークして直線の攻防になれば決め手に差はない。

マイネルグロン(牡6歳・青木孝文厩舎)
石神深一騎手(42歳)

マイネルグロン・石神深一騎手

昨年覇者。今年は阪神SJを快勝し、単勝1.1倍の支持を集めた中山GJでまさかの6着。レース後に深屈腱炎が判明し、敗戦に関してはその影響もあったか。ただ発表当時は9ヶ月とされた復帰見込みも回復が速く11月には平地戦で既に戦列に戻っている。仕上がり途上で東京HJを制して臨んだ昨年とは大きく異なる順調度の差を跳ね返せるか。自身との戦い。

ロードトゥフェイム(騙6歳・尾形和幸厩舎)
伴啓太騎手(31歳)

ロードトゥフェイム
伴啓太騎手(写真はギガバッケン騎乗時)

J-GⅠ初挑戦。'23秋陽JSではレコード勝利を収め、中山コースでもOP特別で3着が2度。一気の距離延長となるが、折り合いをつけて持ち味となると末脚が活かせるか。

ワールドスケール(牡7歳・村上明厩舎)
黒岩悠騎手(41歳)

ワールドスケール
黒岩悠騎手(写真はプラチナドリーム騎乗時)

昇級後は離されての下位が続いていたが、3走前の新潟戦で3着に。上位が抜けて他馬が脚を無くす中での好走なのでスタミナは持っている。自分のペースで運んで好機を窺う。※12/19出走馬確定時点で回避

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