女性の発達障害について考えたい


自己紹介

初めまして。コメコと申します。
発達障害、精神障害を中心に、哲学じみたことを考えこむことが好きです。
このnoteではそういう考えを言葉に出来たらなと思っています。
なお私は専門家ではなくASD当事者ですので、間違った情報が含まれているとは思います。ご了承ください。

発達障害って?

最近メディアなどでよく聞く発達障害。
学校や職場でも発達障害なのかな?と思う人は少なからずいると思います。
大まかに
・ASD(自閉症スペクトラム)
・ADHD(注意欠如・多動症)
・LD(学習障害)
があります。
でもその人たちって、どんな特性なの?何に配慮すればいいの?何ができるの?って思いますよね。
そこで今回は女性の発達障害、特にASD(自閉症スペクトラム)に焦点を置いて話していこうと思います。

女性の発達障害とは

女性の発達障害は、男性より分かりづらいとされています。
ASD女性は、ASD男性の1/4の人口と言われていますが、実際のところ分かりづらく診断を受けていない人も多いのでは?と個人的には思っています。

女性は元から暗黙の了解や、言語外コミュニケーションが多く、ASDの特性で1番最初にあげられるであろう、コミュニケーションの苦手さが、女性の特徴によって緩和されるのです。

コメコも、よくネットや本に載っているほどのコミュニケーションの苦手さはありませんでした。
他人の気持ちも考えることが出来るし、目を見て話すこともできる。
暗黙の了解も分かりづらい事もあるが、なんとなく気づくことだってある。
そんな感じでした。

なので初めてASDと診断された時、本当にそうなのか?コミュニケーション出来てるのに?と思いました。

ASD女性のコミュニケーションの特徴

コメコが思うASD女性のコミュニケーションの特徴ですが、距離感の取り方が下手。ということです。
もう圧倒的これだと思っています。

私自身も、友達、会社の人への距離感の取り方がかなり下手だなと感じています。
好かれている、嫌われているというのが分かりづらく、相手が嫌がるほど距離を詰めてしまうのです。
会社の人ですと、会社にそぐわない距離の詰め方をします。
これはまだ、コメコが若く、学生気分が抜けきっていないというのもあるとは思いますが、やはり会社の同僚に対しての距離感ではなかったなと、後から後悔することも多いです。

ですが、『定型的なやり取り』これは得意なんですよね。
ですので、一見するとコミュニケーションが苦手とは思わないんです。
雑談でも、親や親友なんかはもう距離感を気にしませんから。
コミュニケーションの苦手さの自覚が乏しいまま大人になりました。

大人になってからというもの、続いている交友は皆発達障害者です。
そう。元から苦手同士だから、多少のヘンテココミュニケーションなんて気にしない人たちとしか話せないのです。

ヘンテココミュニケーションで、新たにできた友達も数か月後には何となく嫌われています。
いや、嫌われていると勘違いして、コメコが距離を取りすぎるのも原因かもしれません。
でも、大人のASDとかいう題名で、コミュニケーションの取り方が書いてある本売ってますよね。
それで治せばいいんじゃないの?という話なのですが

発達障害に関する本って

発達障害に関する本って男性の発達障害が多いんですよね。
女性だとADHDの本はまだ見るのですが、ASDは少ない!!!
男性の絵が描かれてて、ASD男性の話が主体の本がほとんど。
でも本に書かれている内容はすでに出来ていることが多い。
冗談でも人の容姿のことを言わない。だとか、そんなことは知っているし言わないんです。

好かれている、嫌われているが分からないから、距離を詰めすぎたり、逆に取りすぎて、結局友人関係が長続きしない対処法なんて見つからないんです。

元から男性、女性の考え方に大きな差があるのに、発達障害ってなるとなぜか、男性も女性も同じ特徴が出て、同じ困りごとがあると思われがちなんです。

中高生の頃は、自分の状態が知りたくて、少しでも改善したくて、発達障害の本を読み漁りました。
でも参考になったのはあまりありません。

もっと女性のASDの本が欲しい!!!
そう心から叫びます。
それも、漫画調の読みやすい物から小説風なのまで、幅広く手に入る時代がくればなと思っています。

最後に

男女問わず、発達障害を持っている方、グレーの方の生きにくさはあると思います。
そういった生きにくさを抱えている人たちが、少しでも楽になれる生き方を見つけれたらと願っております。
支援がまだまだ行き届いてない部分は多いとは思いますが、自分自身で解決できないか考える手助けを探すためにも、色んな幅の広い本が欲しいなとコメコは思います。
拙い文章ではございますが、最後までお読みいただきありがとうございました。

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