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お米ぎらいの原因はコレでした 付録コラム#008

私はお米が嫌いでした。

大人になっても嫌いでしたが

味があれば食べることができました。

有機栽培やオーガニックの農家さんのお米も試しました。

最初の味のインパクトにびっくり!

しかし、ふた口で箸が進みません。

はー、、ご飯が好きじゃない私は異常なんだろうか。

そう思うこともしばしば。

身体が重くなるし、眠くなるし。

そんな経験ないですか?お子さんがそういうことありませんか?

小学生のころの、朝から茶碗いっぱいに盛られるご飯は、ほぼノルマ。

胃にどうにかぶち込まないと怒られる。

ふりかけ、納豆、味ノリ、塩辛、キムチなどの乗っける系がないとムリ。

何もない時は醤油ご飯か味噌汁をかけたネコマンマでどうにかしのぎました。

自然栽培のご飯に出会う

以前もお話ししたことがありますが

ご飯嫌いの私が茶碗いっぱいのご飯をペロリと平らげ

オカワリまでした大事件が勃発しました。


自然栽培のご飯は食べることができたのです。


なぜ食べることに抵抗がなかったのか。

それは回数を重ねるごとにわかってきました。

どうやら原因は

直接成長を狙う、肥料や栄養資材の有無だったことがわかってきました。


肥料の影響

また、炊きあがりの臭い匂いも自然栽培にはありませんでした。

むしろスッキリ甘い香りです。

一方、動物の糞を大量に使用した有機栽培のご飯は

蓋を開けた瞬間

糞の臭いがしてゲンナリしたのを覚えています。

そう、私がご飯が嫌いだった理由は

肥料が原因だったのです!


硝酸態窒素

肥料を大量に使用したお米は

硝酸態窒素が増加します。

胃酸と混ざると発がん性の物質に変化すると言われています。

日本には規制はありませんが海外ではめちゃくちゃ厳しい規制値があります。

味わいは非常に甘ったるくなり、ねちょねちょ感が強くなります。

小麦でグルテンと言われる成分はこの硝酸態窒素です。

肥料を大量に入れた小麦はグルテンがやたらに強くなります。

もちろん味は落ちますが、後から味をつければわからなくなる反面

食後の身体の重さに出る傾向があります。

また、硝酸態窒素が異常に多い野菜を食べると血中の酸素濃度が酸欠になり、最悪死に至ります。

アメリカで起きたブルーベビー症候群などを調べていただければと思います。

植物の生育には窒素分は不可欠ですが、適正値があります。

何年も無肥料の自然栽培でも問題なく育つなら

肥料とは人の不安や欲の表れなのかもしれません。

稲の倒れた田んぼは恥

ちなみに肥料をやりすぎている田んぼは、秋にベッタリ倒れます。

ちょっとの雨風にすぐ倒れちゃってます。

だいたい肥料のやりすぎです。

そういうお米は多分美味しくない。

さらに、昔はイネを倒すのは村の恥と言われていましたが、

現代農家は歴史を忘れてしまったため

これでもか!というくらいめちゃくちゃ倒します。。

量が取れないと赤字。肥料を使わないと補助されない仕組みの問題もあります。

私が生産者になったのは現代農家を信用しなくなったこともありました。

そのなかで、どんな生産者が最も信頼できるかを探し回った結果


クオリティ、安全性、永続性全てにおいてクリアできたのは自然栽培の生産者、農家さんたちでした。

当然、私も自然栽培で就農し最大4haを耕作する生産者になりました。

自分で栽培したお米を毎日食べる喜びに満ちた暮らし。

大袈裟でもなんでもなく

全ての自然の生命力が自分の生命力を養う実感がそこにありました。


ご飯が大好き

今となってはご飯が大好き。

なかでも数年落ちの古米、古古米は新米より美味しいこともわかりました。


アレルギーのあったお子さんたちも反応が出なかったことで喜ばれたこともありました。


お米が嫌いなお子さんはもしかしたら正しいかもしれません。

家族が食べなくて悩んでいるお母さんには

まずは本質を知って自然栽培のお米を試してほしいと思います。

炭水化物制限とかしなくていいと思いますし

少なくとも私は体質もかなり変わりました。

一度は試してみていいと思います!

ご覧いただきありがとうございます♪



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山田憲吾
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