見出し画像

就活生と企業のパワーバランスおかしくない?


今日近鉄のニュースを見た。
超大手企業の人事担当者が女子学生をES添削してあげるから、、などと言って酔わせて行為に及んだというもの。
胸糞以外の何物でもないけど、就活の闇が少しだけ明らかになったと思う。

就活を長くしていて思うのは、学生と企業のパワーバランスが歪んでいるということだ。

バブルの頃なんか、学生を接待してたとか言う伝説をきいたけど、今じゃその逆だ。
コロナ禍で内定が欲しくてたまらない学生を転がすことなんて、企業にとっては造作もない。

説明会でうちに来てくださいと優しく勧誘して、実際臨めば圧迫面接、なんてこともよくある話だ。

それうちじゃなくて良くない?はもちろん必要だと思う。その企業の研究が出来てるか、志望度はどれくらいかを測れるから。
でも、一生懸命答える学生を理不尽に突き放す意味はわからない。(というかそんな企業に就活したくない、、)

就活中の学生にとって、人事担当者は神様になってしまう。
この人にいかに気にいられるか、自分をよく見せるか、そんなことしか考えられなくなる。

不景気のどん底、内定が貰えない不安を抱えながら病んでしまう学生は少なくない。(私も病みかけた)
そんな時私たちは、目の前のことしか見えなくなってしまう。どんなに辛くても麻痺してしまう。

その不安を利用してしまう企業がいることも明らかになった。

大切だと思うことは、どんなに内定が取れなくても自分も企業を選ぶこと。選考の中で相応しい企業か見極めること。

ただただ入りたい気持ちに飛びついては行けない。もしそこが私達を利用するような人間のいる所なら。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?