【プリコネ】クラバトにおける持ち越し編成の作り方と考え方
Theater”D”所属、編成班のkomeijiと申します。
今回はクラバトにおける持ち越し編成について書いていきます。
(この記事は2020年12月現在環境の話です)
※ある程度クラバトをやっている方、中級者~上級者向けの記事です
1.はじめに
なぜこの記事を書こうと思ったのか。クランバトル(以下クラバト)中は編成の事に関してクラメンから色々な質問が飛んでくるのですが、そのなかでもダントツで多い質問が
「この秒数の持ち越し編成何か良いのありますか?」です。
私が逐一作って提示しても良いのですが、各自が自力で持ち越し編成を組めるようになるとクラバトがスムーズに進行できるので(これは他のクラン様でも当て嵌まることかと思います)本日は、普段私がどうやって持ち越し編成を作っているかの考え方とコツを書いていこうと思います。
2.持ち越し編成の大事さ
良くあるケースで「3段階目の1凸目、正月キャルの編成でとあるボスを1パン撃破した。持ち越し秒数は30秒あります」例えばこういうケースです。
この編成を特に弄らず他のボスに当てると30万~50万ダメージしか出ないと思います。ところがこれを丸々物理に組み替えると恐らく300万ダメージ前後のダメージが期待できます。
進行的な話ですが、1日にクランバトルが10周回るとしてこの30秒の持ち越しを適当に捨てているクランと組み替えているクランとでは約3000万前後のダメージ(凸にして2凸~3凸分)の差が出ています。全く同じTLを採用しているクランでも持ち越しの使い方でこれだけ差が出てしまいます。
3.編成の3要素
では本格的に編成の作り方に入ります。
編成を作る際に大事なのは「デバフ(バフ)」・「ダメージ」・「コスト」の3要素だと考えています。通常編成を作る際は最初の2つが大事ですが、持ち越し編成において一番大切なのは「コスト」です、順番に解説します。
3-1.デバフ
持ち越し編成を作る際真っ先に見るべきはこれです、まずはボスの防御力を確認します(↓画像はそらすいかさん@sora_suikaのものです)
この例では3段階目でスカイワルキューレを1パンした(正月キャル編成)30秒の持ち越しをマスターセンリに当てるという前提でお話しします。では、マスターセンリの物理防御値は480なのでこれを0に出来る組み合わせを考えましょう(過剰なデバフは無駄です)
クラバトで使うであろう物理デバフキャラを並べてみました
(UBはユニオンバースト、Sはスキルの略 数字はデバフ値)
※ワンダーリノはクリらないとデバフがないので除外
追記:水着コッコロのデバフ値は182です(110は専用無し)後、オーエドニノン(s1:66(高頻度))も選択肢に入ります
並べるとマコトの優秀さが際立ちますね、最近は通常編成にあまり入ってこないので積極的に使いましょう。案外見落とされがちですがミツキもデバフキャラとしてはかなり優秀です。30s前後あれば最初と最後の方に219の範囲デバフを入れますのでマルチでもかなり使いやすいです。
3-2.ダメージ
さっきの例ですとデバフはマコト+誰かでほぼ事足りるので次はダメージを出すキャラの候補を考えていきましょう。スキルまで考えるとキリがないので今回はUBのダメージが高いキャラ達から候補を絞っていきましょう。
(LV181 R19 専用装備フル強化 EXスキル込みでのダメージ値です)
星6キャラ達の強さが際立ちますね、またやはり持ち越し専用機と評されているカヤぴぃも非常に強力です。
先ほど紹介したデバフキャラとこのダメージキャラを3キャラ組み合わせれば持ち越し編成は完成なのですが、そう話は単純ではなく最後の話コストに続きます…。
3-3.コスト(とバフの話)
とりあえず先ほど2点の話を踏まえて強そうな編成を組んでみましょう
デン!まぁ確かに強そうだし30秒で300万以上出せるでしょうけどここで最初の説明と前提を思い出してください。
「本日1凸目で正月キャル編成を使っていて持ち越し時間が30秒ある」
どうでしょう?この状態で更に↑のキャラ達を使用したらその後まともな編成を組むのにとても苦労すると思いませんか?このような編成を我々の言い方で「コストが重い編成」と評します。なのでなるべく通常編成で使わないキャラで構築する必要があります。
また、最初に触れませんでしたがデバフ+ダメージにサポートキャラを入れることで編成の幅が広がります。主に使われるサポートキャラはこちら
特に水着サレンは強力ですね。短い持ち越しでは水着サレンをサポートで借りて持ち越し編成を構築するのがスタンダードです。40s以上の持ち越しの場合は他のキャラを入れた方が伸びる可能性があります。
また、モニカが初手で加速バフを入れた場合、20秒前後の持ち越しではクリスのUBが1発増えたりするので場合によってはサポートキャラを2人入れるのもアリです。
というわけでなるべくコストを考えて適当に2つ程作ってみました。
(水着サレンはレンタル枠です、スズナは☆6だと思ってください)
こんな感じで組んでおけばどちらも300万前後のダメージが期待でき、尚且つ2回目の持ち越し編成を使うことになっても対応できます。2凸目が物理凸ならそのままキャラクターを流用出来ることもあるでしょう。
結局は凸ルートや手持ち状況で変わるのですがコストを意識しておくことで効率の良い編成が組めるようになります。
※当然ですがこれらの編成を実際にプレイする際はサポートキャラ⇒デバフキャラ⇒ダメージキャラの順番でUBを撃ちます
4.応用編
ここからはマニアックな話なので読み飛ばしても大丈夫です。これは上位クランの色んな人が言っている言葉なのでそのままお借りしますが
必ずしも「良い編成=ダメージが高い編成」ではないということです。
連携しているクランの場合、その場で進行の人が欲しいダメージをそのまま出せるのが一流のクラバト戦士です。
4-1.コストを削る
例「ここ後150万削ればBさんの凸をフル持ち越しに出来るなぁ…Aさんその持ち越しで150万削れますか?」あなたがAさんで進行の人にこう聞かれたとします。あなたは27秒の持ち越しを持っていて実は260万までダメージが出ることを確認しています。
細かい説明は省きますが進行上この場合、150万出しても260万出しても結果が変わりません。なのでもしかしたらこの後使うかもしれないキャラを1キャラ変えて180万ダメージ位確実に出るようにセーブする。なんてことが無意識にできるようになったらあなたは立派なクラバト戦士です。
先ほど適当に上げた2つの持ち越し編成はヒヨリやクリス、編入生アオイ等色んな編成で使う可能性のあるキャラが入ってしまっています(つまりコスト少し重め)後の凸での選択肢を広げられるよう動くと結果的に自分が楽になります。
4-2.ボスの特性を考える
もちろんですがボスによって編成や使用キャラを変えていかなければいけません。4段階目になるとボスの攻撃でアタッカーが一撃死なんてことも珍しくないのでタンクを入れる必要性が出てきます、候補になるのはこのあたりでしょうか。
ルカはデバフ値も高く優秀ですね、挑発もあり後衛狙いの攻撃も吸ってくれるので持ち越しで大いに活躍してくれます。
他にもライライ等UBを撃たれるとこちらが行動不能になる敵、UBを撃たれるとこちらの攻撃力や速度が著しく下がる敵がいたらどうするか?
そう「UBを撃たせなきゃいい」んです。
なのでタマキや水着タマキ等が編成候補に挙がります。例に挙げませんでしたがマルチターゲットの敵ならハロウィンミミや水着ペコリーヌ等も非常に強力です。
「ちなみに魔法パで持ち越しは無しなのか?」っとここまで読んで方は思うかもしれませんが基本的に難しいです。魔法はダメージキャラが尻上がりなキャラが多く基本スキルダメージも低め(バフを掛けまくることが前提)なので短時間の持ち越しにあまり向いていません。
本日持ち越し3回目でホントにもう物理のキャラが枯れてるとか魔法がぶっささる敵、40秒以上の持ち越しで物理とあまり期待値が変わらないって状況ならアリだと思います。
ここまで読んでいただきありがとうございました。