「コメ兵 若手社員座談会」先輩・後輩に聞いた!入社の決め手や実際に働いてみてどう思った?
こんにちは。KOMEHYO note編集部です。
2023年現在、KOMEHYO 名古屋本店本館に勤務する入社2年目の小林祥太と入社1年目の近藤蒼汰に就職活動の話や、実際にコメ兵に入社してどうかを聞きました。直属の先輩・後輩である2人が、入社の決め手になったポイントや職場の雰囲気などを語ります。
■経歴
‐‐部署名/役職
それぞれのお名前と担当フロア等を教えてください。
・小林
入社2年目の小林です。
名古屋本店のメンズ衣料フロアで販売をしています。
・近藤
今年の4月に入社した近藤です。私も、名古屋本店のメンズ衣料フロアで販売をしています。
‐‐これまでどんなお仕事をしてきましたか?
・小林
入社後、ブランドバッグの販売と買取を主にしていました。
今年の4月から衣料フロアに異動となりました。
‐‐入社される前は何をしていましたか?
・近藤
大学時代は、ゴーストレストランでバイトをしていました。
ゴーストといっても、幽霊が出るレストランというわけではなくて、実店舗をかまえず、配達専門で運営しているお店のことをゴーストレストランといいます。お店が、利用客から見えないことからゴーストといわれているようです。
‐‐現在の業務内容について教えてください。
・小林
衣料のフロアに異動後は、販売を主にしていますが、他にもコメ兵メンバーズカードの入会促進や、個人情報の取扱い、顧客情報管理を担当しています。
・近藤
私は販売とクレド推進委員会の活動もしています。
■幼少期/学生時代のご経験
‐‐学生時代について教えてください。
・小林
幼稚園から小学6年生までは水泳と塾通い、中学は部活で野球とバスケットボールをしていました。自分で何かを表現することが好きで、体を使って感情などを表現できるのがいいなと思ったので、高校からはエイベックスのダンススクールに3年間通い、本気でダンスをしていました。
松浦社長にも1回だけお会いできたことがあります(笑)
・近藤
僕は幼稚園から小学校くらいまでサッカーをしていたんですが、中学生のはじめのころに、あまりにもサッカーをやりすぎて、飽きてしまったんです。
ほとんどのポジションをやって、残るはゴールキーパーだけだったんですが、ボールが飛んでくるのが怖い…ため、できませんでした。中学校からは路線変更して体操部に入部しました。
高校は人気の軽音部に入部したかったんですけど、入れず、帰宅部に。
なぜ帰宅部になったかというと、私が所属していたコースは1日8限まで授業があったのですが、”そのコースの人はあまり部活に来れないから入れないよ”と軽音部の部長に言われてしまったんです。私と同じコースには入部希望者が6人いたんですけど、結果、全員帰宅部になりました(笑)その子たちとは毎日カラオケに行ってました。
そこで歌う事に目覚めて、大学では軽音サークルに入り、ボーカルをやっていました。
■就職活動時について
‐‐就職活動の軸
・小林
勤務地は名古屋で探しました。
就活をしていた時期は、日本のファッションブランドがとにかく好きだった時期なんです。インスタの個人アカウントで、好きなブランドの普及活動もしており、着る人が増えていけばいいなと思っていました。それもあり、自分のファッションに関わる仕事を軸に探しました。
・近藤
1番は「好きな服を着て働きたい!」と思っていたので、アパレル関係の会社を探していました。
色々な会社の話を聞くにつれて他業種も検討したりと、軸がぶれたこともありましたが、様々なファッションブランドに関わる仕事がしたいと思い、最終的にはセレクトショップかリユースのお店に絞っていきました。
‐‐コメ兵のイメージや入社の決め手
・小林
コメ兵でなら、日本のブランドをもっと多くの人に知ってもらいたいと思った時に、アーカイブや過去のモノにたくさん触れることができて、知名度を増やしていけると思ったので入社を決意しました。若手でも、POP UPなどを自分で企画して開催できると聞いたことも大きかったです。
元々コメ兵のユーザーだったこともありますし、ファッション館(現きもの館、現在はコメ兵本店の改変にあわせてコメ兵本店本館に吸収)が好きで、そこで働きたい!空間がかっこいい!と思っていました。
・近藤
コメ兵のインターンに申し込んだ時、リユース業界やコメ兵が大切にしていることを聞きました。
その時にコメ兵に入社したいと強く思ったのですが、その理由は”接客を大事にしている”という部分でした。
他社と比べて接客やお客様との繋がりを大事にしていたのが心に刺さりました。
■入社後の仕事
‐‐実際に働いてみてどうでしたか?
・小林
新入社員でも普通になんでもチャレンジさせてくれるっていうのがすごく良かったです。
最初は不安な要素もたくさんあったのですが、新卒の新入社員には教育担当が一人つくというマンツーマンリーダー制度があり、仕事を丁寧に教えてもらうことで不安も消えていきました。また、失敗しても"次頑張ってくれればいいよ!"とサポートしてくれる人もいました。
マンツーマンによる教育が終わった後には、フロア企画のメインメンバーの立ち位置で、ポスターのデザインや、ターゲットの選定など色々任せていただいて、自分のやりがいや自信になりました。
‐‐入社して感じたこと
・近藤
まずは接客って難しいなと思いました。
学生時代のアルバイトではほとんど接客をしてこなかったので、初めての接客業でした。私は接客されることが好きなので、お店に行って声をかけられたら話すタイプなんです。
でも中には話しかけることが得意ではないお客様もいらっしゃって、初めてそのようなお客様に出会った時にどうしたらいいか悩んでいました。
そんな時に私のマンツーマンリーダーだった小林さんが、細かく相談に乗ってくれて不安は解消されました。その後はどのようなお客様にも楽しんでいただけるような接客ができるようになりました。
‐‐現在の仕事でのエピソード
・小林
社会人になって、生活や収支を考え、厳選して服を買うことと、今後の人生設計をちゃんとしなくちゃいけないなと思うようになりました。
社会人は所定の休日があり、月当たりの所定労働時間がある中で働くので、学生ほどの自由な時間はないですよね。
・近藤
確かにそうですよね。私もシフトに応じて遊び方や過ごし方を変える必要が出てきました。例えば明日から連勤だからちょっと早めに寝ようみたいな形で生活スタイルも変化しました。
でも、心情としては本当に好きなことが出来ているので、全然嫌ではなく毎日楽しいなと思っています。
‐‐成功体験
・小林
嬉しかったのは、バッグ担当の時にお客さんが"小林君がいるから来た"と言って来店してくださったこと。すごくうれしかったです。
成功というと自分で企画・立案したPOP UPですね。
去年の9月にファーストヴィトンという企画を考え、企画書作成をほとんどまかされました。
20代の若者をターゲットにしたんですが、やはりブランドを持つ方が少ないので、買いやすいように陳列する商品の価格帯を検討したり、Instagramで最近よく見る小さなバッグがトレンドで若い世代に刺さるのではないかと思い陳列する商品に入れるなど、商品の選定からほとんどを自分が担当しました。
その考えがターゲットに刺さり、好評で…実績も作ることができて、それがすごく嬉しかったです。
企画段階では、POP UPを成功させる為に若い女の子が欲しがっているヴィトンのバッグをどうしたら持ってもらえるだろうかをすごく考えてました。なぜこの企画をやりたいのか、どう発信していくのか、サイネージを活用してはどうか、写真を撮ってスタイリングのスライドショーを流したら…など、成功させる為にやりたいと考えていることを、熱量を持って仲間に伝えました。
上司も”いいね!いいね!”と背中を押してくれたので、挑戦できたPOP UPでした。
・近藤
成功体験は、やはり自分を指名してくださって店舗に来てくれるお客様ができたことです。
私自身も、自分が買い物をするときは、信頼する店員さんに会うために、その店員さんがいる日に合わせてお店に行ったりもするので、自分に対してそうしてくださるお客様ができたことが一番嬉しかったです。
あるお客様にこの日とこの日出勤してますって伝えたとき、”近藤君がいると安心するから、出勤日を教えてくれてうれしいよ”と言ってもらえたのは、嬉しいだけでなく、自信にも繋がっています。
■先輩後輩の関係
‐‐お互いの印象について
・小林
一番最初に会った時はすごく明るい子だなという印象でした。
事前情報として共有していた私の事項紹介を見てくれていて、その内容に関する質問もしてくれました。すごく驚きましたし、嬉しかったです。
なんというか今も可愛いなぁと思います。
・近藤
事前情報で教えてもらっていたものの中に、顔を見ただけで犬派か猫派かわかるってあったので、実際に小林さんに特技で当ててほしいと頼んだんです。そうしたら、見事に外れました(笑)
やっぱりファッションフロアで働いてるだけあって、かっこよくておしゃれだなって言うのと喋ってみるとすごく優しくて、犬派、猫派の時も話もすごく面白くて良い人だというのが、第一印象です。
ちなみに僕は犬派です。
--マンツーマンリーダーから言われてうれしかったこと
・近藤
いつもたくさん褒めてくれるので嬉しいのですが、その中でもルイヴィトンのバッグをお客様に提案し、取り寄せした後にご購入いただいたことがあった際に小林さんが、”メインの担当商材以外のモノ売れるんだ。すごいね”って褒めてくれたのがすごくうれしかったです。
商品の知識もない中だったので、提案から購入に繋がり、先輩にも褒められて自分の接客の自信になりました。
‐‐後輩に仕事を教えていく中で大切にしていること
・小林
私は接客でお客様と距離を縮めながらコミュニケーションを取ることが得意です。その接客スキルを、後輩に何かを教える際にも活用し、フレンドリーなコミュニケーションを心がけています。
また、先輩に自分が教えてもらった時のことも意識して、丁寧に教えています。
あとは、ふざけているわけではありませんが、なるべく笑いなんかも入れつつ、わからないことがあったらすぐに聞いてもらえる関係性を作るようにしました。
--仕事でこだわっているモノについて
・小林
右手は利き腕のため作業に使うことが多いので、アクセサリーは何もつけないようにしています。一方、左手には細めのリングをつけていることが多いです。
接客の時に、お客様から”あ!それティファニーじゃん!”と自分が身に着けているモノをきっかけに、”私も欲しいと思ってた”とか、”〇〇と悩んでるんだよね”といった会話にもなりやすくて、販売にも繋がっています。
・近藤
僕もアクセサリーで、お会計の際に1番見られるのは手元だと思っています。
そのためアクセサリーにはこだわっていて、会計の時に話題のネタになったりとか、アイテムをきっかけに僕のことを覚えてもらえるようなものを選ぶようにしています。
■今後の展望
‐‐仕事において大事にしている価値観
・小林
上下関係は大事だと思いますが、会話やコミュニケーションをとりやすい雰囲気、空間を作りたいと思って仕事しています。
いい意味で誰でも上下関係なく話し合える関係づくりをすることで、相談がしやすくなりますし、企画など立てる際に進行しやすくなります。
従業員みんなが、和気あいあいと楽しく働ける空間づくりを心がけています。
・近藤
私は”お客さんに商品を売る接客ではなく、楽しんでもらう接客をする”というのを心がけています。
他には、振られた仕事はできるだけ当日にやるように心がけています。素早く対応することで、職場の方からの信頼を得れるようにしています。
直近の出来事だと、クロムハーツのPOP UPの展示に関しての意見をもらった際に、その日中に返答をするように対処しました。
‐‐今後のビジョン
・小林
私はブランドバッグの買取を担当しているのですが、買取業務そのものがすごく好きなんです。
買取ができる商材を増やすために、衣料の買取の勉強をしています。
バッグと衣料を極めて、プロフェッショナルになりたいというのが今の目標です。
そのほか、お客様からも従業員からも親しまれる売り場を作りたいと思っていますし、先輩からも後輩からも慕われる人になりたいと思っています。
・近藤
私は小林さんみたいになりたいです。(小林さん照れ笑い)
私は、人に教えるのはあまり得意じゃなくて、教え方もわからなかったですが、小林さんが業務のことをしっかり教えてくるのと同時に、楽しさを大事にしているということが伝わってきて、私も楽しいなと思えたんです。来年、再来年に後輩ができたときにそう思ってもらえように、小林さんのような人になりたいです。