車いすバスケ2024天皇杯② ~観戦編~ KOMEHYOサポートチーム「ワールドBBC」と天皇杯
『天皇杯第49回車いすバスケットボール選手権大会』の決勝トーナメント。ここでは、KOMEHYOがサポートする、ワールドBBCの戦いの様子をレポートします。ワールドBBCでにはコメ兵で実際に勤務している選手もいます。その横顔が読める記事はこちら https://note.com/komehyo/n/n5f435a801f26
天皇杯はじまる! 2月3日、東京体育館にて
去る2月3日、東京体育館にて『天皇杯第49回車いすバスケットボール選手権大会』の決勝トーナメントが開催されました。
KOMEHYOがサポートしている、ワールドバスケットボールクラブ(以下、ワールドBBC)も、無事に西日本予選を勝ち上がり、決勝トーナメントへと駒を進めました。
今回、note編集部も、その取材と応援に行ってきました。
地方大会では圧倒的な強さを見せる、われらがワールドバスケットボールクラブ(コメ兵がサポートをしているチームです。以下、ワールドBBC)、全国で果たしてどのような活躍をみせるのか。
午前10時、いよいよ試合開始
序盤、ワールドBBCの選手たちはリズムよく攻撃を繰り出します。最初のゴールをきめたのは、ワールドBBC。
最初のクオーターはリードして迎えます。
が、中盤からは徐々に戦況は苦しくなってきます。対戦相手がだんだんスピードを上げてきます。パスもつながるようになってきて、ゴール下まで攻め込まれる場面が増えてきました。
ワールドBBCも負けじとシュートは何本か打つものの、ゴールネットを揺らしきれない場面も多く、また「対戦相手の方が若いから!走力では勝てない」と事前に大島選手が言っていた通り、速攻をかけようとしてもブロックされゴール下まではなかなか切り込ませてもらえないシーンも続きます。
見よ、この強気なシュートを!
とはいえ、そんな中、「切り込ませてもらえないなら、ここから決めるまで!!」と決意したような冨永選手のロングシュートもありました。
その後も、攻守それぞれで、お互いベストを尽くします。
あきらめず走りぬくも・・・
最後のクオーターに差し掛かるころには、点差が20ポイント以上開いてしまい(ですが、バスケはあきらめたらそこで試合終了というスポーツです、応援する側も祈るような気持ちで見つめます)ましたが、選手たちはあきらめずゴールを狙いに走り続けました。
百聞は一見に如かず、ということで戦いの様子を動画でもどうぞ。
戦いはいつかは終わります。
あきらめずに走り続けましたが、今回は結果は惜しくも、一回戦敗退。
なお、対戦相手の「NO EXCUSE」はその後、神奈川VANGUARDS(第48回優勝)に敗退してしまい、総合順位は4位。神奈川VANGUARDSが第49回大会も優勝し二連覇を遂げて大会は幕を閉じました。
ワールドBBCの皆さん、おつかれさまでした。今回は勝利できませんでしたが、私たちの胸の中に戦い抜く姿が大きな印象を残しております。
また、来年に向けて、頑張ってください。私たちも応援を頑張ります。
なお、応援を頑張ると言えば、コメ兵総務部の皆さん。
なんと、総務部の皆さんは、前泊して朝の7時過ぎから準備を開始、応援グッズを抱えて我々のんびりやの社員たちの到着を待ち構え、応援をサポートしてくれました。
本当にありがとうございます。こういうところにもコメ兵の企業風土である家族的な温かさを垣間見ることができます・・・。
車いすバスケットボールの見どころ&基本のおさえどころ
ゲーム中の見どころ&チェックポイント
①車輪さばき
スピードはもちろん、急なターンなど緩急をつけた巧みな車いす操作が見どころのひとつです。 タイヤと床の摩擦によってゴムが焦げることも!
車輪で走る乗り物なので、人間のフットワークのように全方向には進めません。それゆえに、自分の車いすを横向きにして走ってくる選手に対してぶつけるとブレーキがかかる、また相手の車輪をゴールに正対させないように誘導するとシュートが打てなくなるなど、ディフェンスにも細かな頭脳戦が光ります。
②激しいぶつかり合い
車いす同士がぶつかる激し金属音に、慣れるまではびっくりするかもしれません。真剣勝負につきものの激しいぶつかり合いは、その音も相まって迫力満点です。
③チームワークと、仲間を活かすかけひき
通常のバスケットでもこの二つはポイントになりますが、車いすバスケットは障害の度合いによって、車高も、できることも変わってくるので、いかに点数をとりやすい人をフリーなポジションにしてスコアを重ねていくかがより重要になります。
基本のおさえどころ
①車いすバスケットの基本ルール
通常のバスケットとほぼ同じ。
1チーム12人でそのうち5人がコート上に出場、
ボールを奪いあって敵陣のゴール(高さ3.05m)にボールを投げ入れ、得点を競います。
試合は1クォーター10分、4クォーター制、合計得点が多い方が勝ちです。
オフェンスになったら24秒以内に攻撃を終えないと相手ボールになってしまいます。
②障害に対する公平性はどう担保されている?
選手は、障がいの程度に応じてクラス分けされ、1〜4.5点最も障害の重い1.0点から最も障害の軽い4.5点まで0.5刻みの持ち点を持っています。コート上の5人の選手の合計点が14点以内になるように、チームを編成する必要があります。ちなみに、各選手の持ち点は、車いすの後ろに色分けされてついています。
③バスケットボールとの違い
1)選手がボールを持ったまま転倒した場合、相手チームのスロー・インになります。
2)ドリブル終了後、再度ドリブルを行う「ダブルドリブル」は反則ではありません。
3)選手がボールを持ちながら、ドリブルやパスをせずに3回以上車いすを手でこぐと「トラヴェリング」。相手チームのスロー・インになります。
4)転倒した選手は自力で起き上がらないといけませんが、自力で起き上がれないと審判が判断した場合は、試合が中断されスタッフが介助します
ちなみに、障害がない方も参加できます(ただし、持ち点は高くなります)。
男子は東京2020パラリンピック競技大会で銀メダル獲得、女子は6位入賞!海外リーグで活躍する選手も出ており、今注目の競技の一つでもあります。国内大会は日本選手権(天皇杯)に障害のない人も出られるようになり、障害の有無を問わずプレーができる競技です。
さて、ここまでの予備知識を仕入れたところで、いよいよ観戦スタートです。今年のワールドBBCの挑戦は始まったばかり。
ぜひ、応援に行きましょう!
なお、ワールドBBCでプレーする選手のうち、コメ兵で実際に勤務している選手もいます。その横顔が読める記事はこちら👇https://note.com/komehyo/n/n5f435a801f26