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【前編】「だれでもサッカー広場2024」をサポートしてきました

こんにちは。KOMEHYOnote編集部です。

2024年10月27日(日)に「だれでもサッカー広場2024」が開催されました。コメ兵は、パートナーシップを結んでいる名古屋グランパスともにサポートスタッフとして参加しました!

テラスポ鶴舞のグラウンドで開催
力強い横断幕が迎えます
コメ兵はマーケティング部、総務部、広報部5名が参加。和気あいあいと過ごしました

1.「だれでもサッカー広場」とは

様々な『障がい者サッカー』の体験会や親善試合によって、サッカーの普及とスポーツを通した多様性への理解を図りたいという想いが込められたイベントで、今年で通算7回目の開催となりました。

障がい者サッカー選手、支援者、一般の来場者合わせて約280名が訪れました
来場者はこどもからシニアまで幅広い
私たちはイベント受付や体験会をサポートし、来場者とともに楽しみました!

2.「障がい者サッカー」体験会

障がい者サッカーには、全部で7つの競技がありますが、「だれでもサッカー広場」では以下4つの障がい者サッカーの体験会が実施されました。

  • CP(脳性まひ)サッカー

  • アンプティ(切断障害)サッカー

  • ブラインド(視覚障害)サッカー

  • 電動車いすサッカー

そのほか、ウォーキングフットボール(「走ってはいけない!」が唯一のルールで誰でも参できるサッカー)や「障がい者サッカー交流試合」も同時開催。普段は、障がいが違えばチームもルールも変わる競技ですが、ミックスチームを組み交流試合を行いました。障がいの違いを超えた選手同士の交流と、新たな仲間作りをテーマにしているそうです。

体験する毎にスタンプを押してもらえる「スタンプラリー」も実施
体験してくださった方には、名古屋グランパスマスコットの限定ステッカーをお渡ししました(左から、グランパスくんJr.、グランパコちゃん、グランパスくん、グララ)

■CP(脳性まひ)サッカー

半身を固定した状態にする装着具をつけ競技を体験

■アンプティ(切断障害)サッカー

クラッチと呼ばれる杖を使って、片足でプレー

私たちもサポートの合間に、競技を体験することができました。

■ブラインド(視覚障害)サッカー

アイマスクを装着し、音が鳴るボールを用いてプレーします。

アイマスクを装着して準備万端!

まず、2人ペアになります。1人は、周りが見えない状態で、まっすぐ15メートルほど歩きます。行き先で待機している人は、ボールを動かし音をだしながら誘導します。正確にボールにタッチできるかの体験です。

恐る恐る歩き出しました
2~3メートル手前で「ここかな?」と手を出してみたり
目の前まで近づいてもボールになかなかタッチできない様子。耳からの情報だけで空間を把握するのが難しい

次に、ドリブルとシュートの体験です。

ブランドサッカー専用のサッカーボール。ゴール後ろには、「あと5メートル、そのままシュート!」など声出ししてくれる支援者が待っています。周囲の音を頼りにボールを運びます。
ボールがどこにあるかわからなくなることも。足をボールに沿わせることも難しかったですが、無事ゴールできました!

■電動車いすサッカー

およそ200kgの車体
体を固定してスタートです
手や足指で操作するジョイスティック。握力の弱い人でも操作できるように、少しの力でも動く構造になっています。加減に注意を払いながら操作します
思った以上にスピードがでます
直径30cmを超える専用ボールをゴールに向かってシュート
見事、ゴール!体感してみると、競技の見え方も変わりますね

会場には、名古屋グランパスのOB磯村亮太さんやマスコットのグランパスくんJr.も登場。

さすがの瞬発力でシュートを決めます
磯村さん(中央、6番のビブス)の登場に、会場は一層盛り上がりました

3.体験会を終えて 企画リーダー 永井さんへインタビュー

コメ兵の企画リーダーの永井さんに、お話を伺いました。

コメ兵 マーケティング部 永井さん。2024年4月より、名古屋グランパス様との地域振興企画を担当。学生時代にはサッカー、ラグビー、野球、陸上などのスポーツに励んだ「スポーツ少年」だったそう。最近は週に2回のランニングが趣味の一つ

■「誰でもサッカーイベント2024」をサポートするきっかけと狙いを教えてください。

昨年、障がい者スポーツにおけるパートナーシップを名古屋グランパス様と結んだことがきっかけです。コメ兵の地元名古屋市・大須には、名古屋グランパス様もオフィシャルショップを出店されており、”大須”つながりのご縁がありました。また、支援を通して「障がい者スポーツを盛り上げたい」という想いが重なったことも背景にあります。

今年8月の「鯱の大祭典」では、KOMEHYO名古屋本店に外装を施しました。チームを応援する気持ちを大須商店街に来られた方と分かち合い、商店街のさらなる盛り上がりと、地域の皆様とつながることを目指しました。

KOMEHYO名古屋本店 本館

今回は、協賛という形で、名古屋グランパス様、地域の皆様とイベントに参加しました。私たちが支援している障がい者バスケットボールの認知を高める、やってみたいと思う人を増やしたいという想いもありました。すこしでもそんな場になっていたらいいな、と思います。

来場者にチラシを配りました
障がい者サッカーの交流コーナー内に車いすバスケットを紹介するパネルも展示

■イベントに参加されてみて、いかがでしたか?

私は体を動かすことが好きで、これまで様々なスポーツを経験してきました。しかし残念ながら、障がい者スポーツとの接点はありませんでした。障がい者サッカーといっても様々な競技があるんだということも、この企画に携わることになって初めて知りました。
今回、競技に触れてみると、「ボールを蹴るのも難しい」「きっと選手たちは、この何倍ものスピード感でプレーするんだろうな」とか、体験しないとわからない感覚がありました。障がい者スポーツに、関わる方々を応援したり尊敬する気持ちがこれまで以上に強くなりました。多くの人が、こういった体験ができる場づくりをしていけたらいいな、と改めて感じています。まずは、私たちにできることはなにか、引き続き考えていきたいと思います。

――――ありがとうございました。
私たちは今後も共生社会の実現を目指し、障がい者スポーツを支援、応援していきます。

後編へ続きます。

<「だれでもサッカー広場2024」イベント概要>
日時:2024年10月27日(日) 10:00~16:00
場所:テラスポ鶴舞 ウエストグラウンド、マルチルームほか
対象:一般市民(年齢・性別不問)、 当日参加、無料
主催:テラスポ鶴舞(指定管理者)、公益財団法人 愛知県サッカー協会

https://aifa-fc.com/event/2024/10/13/10071/

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