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【俺屍プレイ記#42】戦神 米神紅月伝~人物紹介・海老名世代編~

▼家系図

▼一族データ

海老名(4代目当主・剣士)

【名前の由来】海老マヨ
【趣味】バカ騒ぎ
【愛用武器】竜神刀→継承刀・海老一文字
【よく使う術】暴れ石・土々呂
【訓練相手】①沢菜②沢菜
【遺言】「今死んでおけば、思い出の中の私はいつまでも若いって寸法サ。ねッ、いい考えだと思わない?」
【備考】父神・石猿田衛門に似たのか豪気な性格でとにかく楽しいこと大好き。母親含めた大江山越えメンバーとは距離をとっており、一個上の兄・奈良に懐いている。山越え後の暗い雰囲気を払拭してくれた偉大なる当主様。相場屋大好きだが向いておらず全敗する。一族初の継承刀の持ち主。

柴(弓使い)

【名前の由来】柴漬け
【口癖】かもね
【愛用武器】木霊の弓
【よく使う術】ツブテ・暴れ石・夏狂乱
【訓練相手】①昆之助②昆之助
【来訪コメント】「イツ花の2倍足が長い」
【遺言】「アタシの人生、何か足りなかったんだよね。ちェ!結局わからずじまいか…。」
【備考】父・昆之助と同じく技力オバケ。仙水酒や円子をいち早く覚えて一族を支えてくれた頼りになる女の子。素質バーでは心火がダントツで高かったが実際は心土が一番高くなり、心火と心水がほぼ同じで我慢強く優しい子に成長。その分辛い思いをすることも多々あった。大江山越えメンバーの一人。

奈良(薙刀士)

【名前の由来】奈良漬け
【好物】タケノコ
【愛用武器】闇の光刃
【奥義】双光奈良斬
【訓練相手】①あさり②あさり
【遺言】「できるならおまえたちより長生きして、一生を見届けたかったナ。」
【備考】大江山越え直後に生まれた男の子。母親のあさりとはさほど仲良くはない。大変な時期に家へ来たが持前の心火の高さから素直で前向きではある。女兄弟に囲まれて苦労してきた為、長男力が凄まじい。ずっと家族を見守り続けた。

明日香(弓使い)

【名前の由来】明太マヨ
【日課】一人で散歩
【愛用武器】吉備ノ大弓
【よく使う術】雷電・不動明
【創作奥義】連弾弓明日香・明日香貫通殺
【訓練相手】①自習②柴
【備考】心火と心風が高く常に前のめり。口数少なく無表情。満身創痍になっても奥義や術を使ったりと殺る気がすごい。進言によく奥義があがる。

綱手(薙刀士)

【名前の由来】ツナマヨ
【好物】山菜
【愛用武器】中津ノ薙刀
【よく使う術】白波・華厳・雷電
【創作奥義】綱手鏡返し
【訓練相手】①柴②柴
【来訪コメント】「煮魚以外は何でもパクパク召し上がります」
【備考】高い技水と中津ノ薙刀がマッチして非常に強い薙刀士として成長。体の素質が安定している。姉御肌で気が強く、弟の壮からは苦手意識を持たれている。あまりにも強すぎて「青ライン最強伝説」の幕開けとなる。

壮(5代目当主・剣士)

【名前の由来】桃屋・辛そうで辛くない少し辛いラー油
【日課】風呂たき
【愛用武器】竜神刀
【よく使う術】華厳・暴れ石
【訓練相手】①奈良②海老名
【備考】技水が高く竜神刀使いとしてその力を振るう。だが体風が低い為攻撃はよく空振り、全員が敵の攻撃を避ける中、壮だけが当たってダメージを受けるなどドン臭さがにじみ出ている。気の強い女兄弟に囲まれて苦労している。

クナイ(弓使い)

【名前の由来】桃屋・辛そうで辛くない少し辛いラー油
【口癖】ちょい待ち
【愛用武器】吉備ノ大弓
【訓練相手】①自習②明日香
【来訪コメント】「エクボのかわいい女のお子様」
【備考】気が強く愛嬌があって可愛らしい女の子。白ラインらしく技力が高い分、体の土と水が低くて死にかけやすい。


▼4代目当主・海老名の話



奈良君が見ているのは、母親のあさりちゃんがいる部屋の方向です。海老名ちゃんが来訪しているということは昆之助君は既に亡くなっているので、心細かったのかもしれません。海老名ちゃんは海老名ちゃんで訓練で精一杯だろうし、最初の頃はお互いに存在を認識していなかったんじゃないですかね。

前回の3代目当主逝去回では「沢菜ちゃんが何を考えているのかわからない」と書きました。なので山越え後からは自然と、表情が見えない後ろ姿の沢菜ちゃんばかり描いていたと思います。
プレイヤーに彼女の表情が見えないのだから娘の海老名ちゃんにも見えなかったのかもしれません。しかも全速で走っていくので、周りの子は置いて行かれるんですね。振り返ってついてきているか確認したり、立ち止まって待ったりなんてしてくれません。

娘への訓練も母親としてではなく、当主として義務を果たしているだけのように思えます。

1回目の訓練結果(プレイ記#29

とんでもない数値を叩き出した海老名ちゃんの一回目の訓練結果。沢菜ちゃんがスパルタ教育を施し、海老名ちゃんも必死になってついて行ったんだろうなぁ。技よりも体を滅茶苦茶鍛えてるところが拳法家の沢菜ちゃんらしいです。

2回目の訓練結果(プレイ記#30

2回目の訓練は1回目よりも落ち着いた数値になります。いや、それでも高い方ですけどね?

参考に奈良君の訓練結果

あの沢菜ちゃんが手を抜くとは思えませんので、海老名ちゃんの方に心境の変化があったのかもしれません。必死になってまで母親についていこうとするのはやめたのでしょうか。

沢菜ちゃんは訓練に土がやわらかい場所を選ぶし、子供相手に容赦なく殴ったり蹴ったり骨折ったりはするけど、鬼討伐に比べたら属性武器の胡蝶の手袋を使ってないしかなり手加減してます。円子もちゃんとかけてくれるし、幼い娘に合わせてギリギリのところを見極めつつ訓練終わらせるし、その後の自分の訓練に付き合わせず帰らせてくれます。
超スパルタですが、彼女の高い心水やさしさは山越え後でもそのままなんです。

でもそれは家族に対するものではなく、次期当主を鍛える為だけの心水やさしさで、あたたかさを感じられるものではありません。淡々とした言動と苛烈な強さが余計に沢菜ちゃんの冷たさを際立たせている気がします。2人が母娘として心を通わせているイメージが全く出来ません。

結局彼女は亡くなるまでずっと、海老名ちゃんに温もりを与えることはありませんでした。

海老名ちゃんは心の土が高くて我慢強い子なので、たくさん言葉を飲み込んできたんじゃないかな。プレイ記39.5に書いたことですが、お兄ちゃんの奈良君に甘えるのを控えていたのも、きっと我慢することに慣れているからなのだと思います。

そして「趣味:バカ騒ぎ」の特徴を持つ子なので、大江山越え後の暗い雰囲気とは相容れないでしょう。親世代と距離をとるのが早そうです。海老名ちゃんが生まれて初めて聞いた家族の遺言は、あのあさりちゃんの言葉でした。それに多分、沢菜ちゃんを難なく引き留められる柴のことは、嫌いほどではなくとも苦手意識があったかもしれませんね。

だからこそ一緒にバカ騒ぎ出来るような家族を、ずっと求めていたのではないでしょうか。奈良君を始めとした新しい家族たちと過ごす楽しい日々はかけがえのない宝物だったことでしょう。オール火の見た目で楽しいこと大好きな彼女にはピッタリの遺言でした。

新しい米神一族の土台を作ってくれた海老奈良コンビに、感謝を。




長かった冬がようやく終わります。


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