▼家系図
▼一族データ
そぼろ(7代目当主・剣士・氏神名:大虚空米神)
紫音(大筒士)
梅吉(壊し屋)
楽々(大筒士)
味噌丸(壊し屋)
高菜(8代目当主・剣士)
千明(大筒士)
▼7代目当主・そぼろの話
1025年4月忘我流水道・五ツ髪戦(プレイ記#57)はそぼろ君にとってのターニングポイントでした。
七光の御玉を使用しての「蘇生」。プレイヤーからしてみればなんとも思いません。ゲームだからね。人が生き返る事もあるでしょ。
でも一族からすると「生き返らせるってなに!??」となるわけです。いくら神の子とはいえ一族に「蘇生」の術なんて出来ないもの。氏神にも出来ない。この出来事により「自分たちは神の子であれどただの人間であり、神との間には到底埋めることのできない格差がある」と、彼の価値観に多大な影響を及ぼしました。
さて、そぼろ君が時々に口にしていた「馬鹿」について答え合わせです。こちらは「一族を率いる立場であるにも関わらず、自分勝手に振る舞う者」の意味でした。
他の仲間が米神家当主に対して求めているものは「強さ」ではなく「生き残ること」だと思うんです。例え仲間を犠牲にしてでも。そぼろ君はそれを理解していたので、周りにとっての「理想の当主」を忠実に演じてくれていました。
ただ心水が高い&心土が低いので、ここぞというときにボロが出ます。失敗すれば全滅の可能性もあると知っていたのに、七光の御玉の使用を許可しちゃったんですよね。
若菜君の遺言を思い出していたのも、使用する理由を無意識に探してしまったからでしょう。「きっと先代当主たちのように成功するのではないか」と気持ちが傾いてしまった。
優秀なそぼろ君だって、歴代当主と同じく心水の高い優しい子です。大事なものを捨てられるはずがありませんでした。
氏神たちもいろいろ考えています。