#124 【決断】無痛分娩にするかどうか

Yahoo!でこんな記事を読んだ。

無痛分娩は100点!痛みを軽くして何が悪いの?

妊娠前、私もその考え方だった。

生理管理のためにピルを飲んでいたこともあり
「日本の産婦人科は遅れている」的な認識が強くあり。

「無痛が一般的でないのも、その遅れのせい。
 私は無痛を選ぶ!」と思っていた。


いざ妊娠して色々と調べていくと
ことはそう簡単でないことが分かってくる。

まずは病院選び。

無痛分娩には、産科医の他に麻酔医が必要だ。
そして、お産はいつ始まるか分からない。

自然に分娩が始まるのを待って
そこから無痛の処置をするとなると、
24時間麻酔医が対応できる病院を選ぶ必要がある。

そういう病院は結構少ない。

「無痛できます」って書いてあっても
麻酔医の24時間対応が難しい病院は
出産する日を予め決めての計画分娩になる。

ただし、何かの拍子にその日より前に
お産が始まったら麻酔できずに産むことになる。

だから無痛の予定だったけど無痛じゃなくなった、
というパターンも結構あるらしい。


そして、そもそも「無痛」の中身とリスク。

「無痛」といっても、全く痛みが無い訳ではないらしい。

陣痛が始まってある程度してから
麻酔を入れて痛みを和らげて出産に至るので、
最初はどうしたって痛い。

そして痛みを和らげるため陣痛が弱まり
お産の進行が遅れることがあるようだ。

促進剤を使わないといけなくなったり
赤ちゃんの体力がもたなくなったりする可能性がある。


ふむ。

結局、私は無痛分娩をしないことにした。

理由はこちら↓

・そもそも痛みに弱くない
・ので、そんなに恐怖心が無い
・初産なので自然なタイミングで産んでみたい
・帰省先で24時間無痛分娩対応の病院が限られる
・叔母(医者)推薦の病院は無痛に対応していない

大学病院への搬送率とか、医療従事者の間での評判とか、
家からの近さで、叔母推薦の病院にすることにしたので。

無痛に興味はあるけど、産院を選ぶ条件として
絶対条件にしなかったら、選んだ先が対応してなかった、
という感じかなぁ。


対応している病院がもっと増えれば
無痛を選ぶ人の割合も増えるんじゃないかと思う。

でも、やる人が増えないと、
病院もなかなか麻酔医を常駐させるとか
踏み切れない気もするし。

鶏が先か卵が先か、的な。


「お腹を痛めてこそ」みたいな話は
私の周りではあまり聞かないし、
冒頭の記事タイトルにあるような、
「なんでまだ無痛選ばないの?」みたいな
単純な状況でもないよな、と思ったので
ちょっと日記に書いてみた。


幸いにも2人目、ということになったら
経験も踏まえてまた意見は変わるだろうけど。

今のところはそんな感じ。

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