給水管とその継手
給水管素材の種類
形状の種類
継手の種類
◆へルール継手
・ガスケット(パッキン)を挟んでクランプバンドで固定する継手。
・洗浄などで取り外しの多い部分など、医薬・食品関連など高いサニタリー性が求められる場所で使用。
◆ねじ込み継手
・接続部分がネジのようになっている継手で、がっちり固定ができる。
◆フランジ継手
・円盤状の板同士の間にパッキンを挟み、工具を使いボルトとナットで固定する継手。
・ねじ込みに比べシール性・強度が高く、着脱が容易。
◆チューブ継手
・チューブや細いパイプに使用できる。
◆ジョイント継手
・へルール継手とねじ込み継手を接続するためのジョイント部品。
◆伸縮継手
・伸縮継手とは、主に配管の軸方向の膨張・収縮の影響を吸収するための継手。
・鋼管用としてベローズ形(右図)、スリーブ形(左図)がある。
・塩化ビニル配管で、圧力のかからない排水用などでは【やりとり継手】が使われる。
弁(バルブ)の種類
・配管系統には流体の流れを止めたり逆流を防いだりなどの目的で弁が使われる。
◆仕切り弁(ゲートバルブ)
・仕切り弁(ゲートバルブ)は流体の流れを弁体で仕切る構造の弁。主に弁を開けて流す、あるいは閉じて流れを止めるといった全開か全閉で使う弁。
◆玉形弁(グローブバルブ)
・玉形弁(グローブバルブ)は内部の流体がS字に流れるつくりになっていて、ハンドルを回して弁体を上下させることで、流量を調節するのに適した構造になっている。
◆バタフライ弁(バタフライバルブ)
・バタフライ弁(バタフライバルブ)は円板状の弁体を回転させて流路を開閉する構造のバルブ。
◆ボール弁(ボールバルブ)
・ボール弁(ボールバルブ)は穴の空いた球状の弁体を回転させて流路を開閉する。バルブ自体を小さく設計できる特徴がある。
◆逆止弁(チャッキバルブ)
・逆止弁(チャッキバルブ)は逆流を防止するバルブ。スイング式のチャッキバルブは弁体がスイングする構造になっていて、流体が正常に流れているときは流体の圧力で弁が開くが、逆流が起こると弁が閉じて逆流を防ぐ構造になっている。
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