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「英語難しい」「英語わからない」を連発しすぎて「何しに🇦🇺へ来たん?」と怒られた生粋のオージーギャルとドライブしてきた。

オーストラリアの人も自信がない人と働くのはとても不安だし心配。
私が英語を勉強していることはわかっているのだから、それをいちいち言わんでよし。
と言うお話しです。

英語は、語学学習は、やはり楽しくないと続けられません。
”やらされている””できない”感覚がいつも付き纏うと、英語を使うことが息苦しくなってしまう。海外へわざわざ英語のために出てきた根本の理由が一番の嫌な問題になってしまう。そう感じた出来事です。

ことの始まりは約2ヶ月前、初めての出会いはお店でした。
私の彼女への第一印象は、金髪、青い目、ナイスバティーに輝く笑顔とボリュームのある長いまつ毛。「うわあ、オージーギャルだ…。」でした。
私よりもかなり若い年齢ながらもすでにフルタイムで働いていて、仕事のことはなんでもテキパキこなしてしまう、年上だろうとはっきり意見を言う大人な印象でした。

彼女は生まれも育ちもこのオーストラリアの田舎で、英語のアクセントももちろんオーストラリアアクセント。
さらには話すスピードもとても早く、忙しくなったり、日常会話で盛り上がると度々聞き取れないことが多くありました。

興味を持って話してくれているのに、何度も聞き返すのが申し訳なくて謝ったり、英語は難しい、わからない、と始めの頃口癖のように言っていました。

数週間して、普段通りに彼女と他のスタッフたちと話していて、また彼女の英語がとても分からず、困ってしまって。
いつものように苦笑いしたんです。そんな私の様子を見て、

「Yeah. I know English is funny language and you wanna say "difficult" right?」

”そうだね、英語って面白い言葉だよね。そしてあなたはまた難しいって言いたいんでしょ?”

完全に彼女の目はスイッチが入ったカンガルーのようにじーっとこちらを見ていて、やっちまったと思いました。

私のそれはもはやネガティブな人間のいつものテンションだったのですが、そもそも日本人の自虐ネタは自虐、謙遜として海外では受け取られない。と、よく言われることですよね。

なぜこの子はいつもそんなに自信がないのか。まさにそこを疑問に持たれていたようで、それが爆発したようでした。

「You wanna learn English, right? Then, Talking, talking, talking with ours is important ! Don't you think?」

”英語を学びたいなら、私たちとたくさん話すことが大事でしょ。そう思わない?”

ぐうの音も出ないお言葉。

難しい、できないで言い訳をするな!あなたが英語ができないことは百も承知だ。
そんな言い訳せずに、勉強のためにも会話しろ!

私的にドカンと言われた気がしたのですが、同時に彼らは、英語をちゃんと話せない私のことを、私自身ほどネガティブに受け取っていないことがわかった出来事でもありました。

むしろ当初の私のように謝る、できない状態が通常運転になってしまうと、お客さんの前に行かせることが心配になったり、同僚たちの気持ちの余裕の面でも負担をかけていたなーと今ではとても思います。

さて、そんなオージーギャルとこの間ドライブをしました。
彼女の住む家の近くに行く予定があることを話したら、乗せて行ってあげるよ!ついでにドライブしよう。とのこと。

車内では慣れたかどうかの話しはしましたが、ほとんどが旅行に行きたい。あれが食べたい。彼氏とはどう?日本料理ってどうやって作るの?と言うような世間話し。

好きな話しや興味があることではこんなに話せるんだ。と改めて気づき、苦手意識を持っていたアクセントで英語を話す彼女とも、楽しく時間が過ごせたことに驚いたのと、やっぱり英語って楽しい。伝わることって嬉しい。と思った瞬間でした。

いかに英語学習では楽しいと思う気持ちや、もっと話したい!話さねば!と思う情熱がモチベーションを引っ張ってくれると、オーストラリアに来て強く思います。

わかっていてもちゃんと話さなくちゃ、失礼になったらどうしようと不安になってしまいますが、
日本語でもちょっと間違った日本語の使い方をしていても、愛嬌があって楽しくおしゃべりできる人がいるように、きっと英語もそのはず。と英語学習が前向きになった出来事でした。


P.S.
写真はお店の近くのビーチです。
彼女はこの近くで野生のカメを見たそう。
少し移動した先から川に繋がるのですが、そこを通るとワニがいるから丸呑みされないでね。とのこと。
帰りは一人で帰れる?暗いと野生のブタも出るから、危ないからね!と完全に立場は姉と妹です。







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kome
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