【号外】王立ヘルエスタ高校にじさんじ甲子園2022優勝!
にじさんじ甲子園終了しましたね。2022年栄えある今年の優勝者はリゼ様率いる王立ヘルエスタ高校でした。リゼ様本当におめでとうございます!
王立ヘルエスタ高校ですが最後の最後まで厳しい戦いを迫られ徳俵まで追いつめられる事も多々ありましたがその度に逆境を跳ね除け打ち勝ってきました。
決勝の葛葉監督率いる神速高校戦も相手に行きかけた流れを最後は引き寄せ優勝に上り詰める事となりました。
王立ヘルエスタ高校の底力はまさに優勝にふさわしいチームの戦い方でしたね。
最後の泣きながらも自身の思いを伝えるその姿に思わず貰い泣きしてしまいました。
2年前の悔しさを見事晴らし素晴らしい手腕で頂点の景色を見せてくれた事、リスナーの1人として改めて感謝したいと思います。
リゼ様本当にありがとうございました。そしておめでとうございます!
今回は優勝した王立ヘルエスタ高校の選手を紹介しつつ優勝の勝因となったポイントを自分なりに分析したいと思います。
勝因①エース委員長
まずヘル高を語る上で欠かせないのはエースの委員長こと月ノ美兎投手でしょう。
細かい事を言う前に選手ステータスを見てみましょう。
いやー強い!昨年の加賀美実業エースでMVPを獲得した社築さんに通じるような大エースですね。
大会本選でも奪三振をバッタバッタと奪い並居る各高校の強打者をねじ伏せました。
個人的には今大会のMVPを授与してもいいのではと思うほどヘル高優勝の大きな一員だったと思います。
では委員長の何が強かったのかここは私の主観が入るのですがまず4球種にした事が一つですね。昨年の社さんもそうだったんですがパワプロの4球種ってチート級の強さなんですよ。
今回はCOM操作の観戦でしたが観戦に飽き足らずオーペナやマイライフ、サクセスなんかでも4球種にした時点で内容が桁違いに安定します。
あまりの強さにパワプロで選手を再現する界隈からは4球種は甘えと認識されるぐらいです。
ただでさえ強いんですがその中で決め球がフォーク6というのがデカかった。
これは実操作での体験談になるんですが変化量の多いフォークって物凄い打ちづらいんですよ。
フォークってね途中までストレートの軌道で来るので打者としてはストレートだと思ってミートカーソルを合わせるんです。そしたらバットを振る直前でストンと落ちる。その時には時既に遅くスイングボタンを押してるので無常にも空振りする。こんな経験皆さんもありませんか?
実操作でもこれぐらい打てないボールなんですがCOMにもかなり有効みたいでにじさんじ甲子園と同じ打撃レベルふつうのCOMには面白いくらい空振りを奪えます。
決勝の神速高校戦もフォークで空振り三振をよく奪ってましたよね?
これは決して偶然でもなくフォークという球種がパワプロでも強い事の証明になったと思います。
あとは球速を上げた事も大きかったですね。最後の夏甲子園でしたかリゼ様がスタミナか球速どちらを上げるか考えていた時にリスナーは威圧感対策を講じてスタミナを上げる事を提案していました。
しかしリゼ様が選んだ選択肢は球速。少しでも抑える確率を上げる事を目標に球速を上げる事を選択しました。
これね個人的には大正解だったと思います。
この時には皆様栄冠とは仕様が違う対戦の事を頭に置いてる人がおらず回復手段がないスタミナを上げても削られてしまえば意味がない事を理解してる人は少なかったように思います。
昨年のにじさんじ高校叶投手のような根性◯でゴリ押しさせるパターンもありますが叶投手は根性以外にも精密機械や重い球など対戦で有効に働く能力が作用した事がなによりだったので根性だけでは物足りなかったでしょう。
委員長は豊富な青特を所持または取得しており根性を取得できればまた状況が変わったかもしれませんがそこまでして根性は狙いに行くものでもないです。
栄冠内で手に入れた奪三振でフォークの威力が増したし、打球反応◯で痛烈なライナーも取りました。球速を153キロにした事で球速安定が効果を存分に発揮して内角攻めの能力も真価を発揮しました。
唯一のマイナス能力四球も対ランナー◯で事実上の相殺となりましたしリゼ様が選んだ全ての選択が最後まで嚙み合った結果が優勝に繋がったと思います。
打力で破壊しにこようが脚力で翻弄しにこようが要は打てなきゃ意味ないよねを体現する委員長のピッチングは短期決戦の先発投手のお手本のようなピッチングだったのではないでしょうか。
ヘル高を最初から最後まで支えた委員長の活躍なくしてヘル高の優勝は語れないと思います。
勝因② 正捕手しずりん
ヘル高優勝の要因2つ目は正捕手としてチームを引っ張ったしずりんさんの影響も欠かせないでしょう。
ミートSパワーAの基礎能力もさながらアベヒ・流し打ち・粘り打ちなど打の強力な青特を所持する最強打者ですね。
もちろんそれも凄いのですがなんといっても捕手適正がある選手専用の能力キャッチャーAが大きかったと思います。
栄冠ナインですぐBに上がり初の甲子園出場の記念品で得た本でAに上がったこの能力。
こちらもパワプロで最強クラスと謳われる青特でして投手のコントロールを上昇させ投手のスタミナ消費量を抑える役割があります。
注目してほしいのはAとBの違いですね。キャッチャーAはBの2倍の効果がありBがコントロール+5スタミナ消費量-5に対しAはコントロール+10スタミナ消費量ー10となります。
この5の差対戦では本当に大きく試合を左右すると言っても過言ではありません。
こちらの画像決勝神速高校戦の7回表時両先発投手のスタミナゲージです。
この時点で僅かに委員長の方がゲージが多く見えますよね?
試合の状況にもよりますが神速先発黛投手との投げ合いは正に投手戦といえる試合で両先発がお互いの良さを発揮する緊迫した試合でした。
その中において配信で両監督がしきりに言っていたのは先に先発が降りた方が負けるという言葉でした。
結果的に終盤で大きく展開が動きその言葉はオカルトに終わりましたが、お二人が言ってた言葉の真意は凄く分かるんですよね。
その言葉を踏まえた意味で打者の青特にスタミナを削る能力があります。それが威圧感です。
打者の威圧感は相手投手の能力を下げる他に投手のスタミナ消費量を増やす能力でもあります。
栄冠では取得難易度が最も高いですがその恩恵は非常に高くぶっ壊れ能力の筆頭的存在になっています。
ではここで神速高校と王立ヘルエスタ高校のスタメンの威圧感所持数を紹介します。
神速:2人(ルカ・あまみゃ)
ヘル高:1人(鷹宮)
そうなんです神速の方が1人多いんです。単純にスタミナ消費量が2倍削られる事もそうですし、威圧感は前打者にもスタミナ消費効果があるので4打者分スタミナを削られる事になります。
なので普通ならヘル高の委員長が先に降りてもおかしくないのですが先に降りたのは神速の黛投手でした。
7回に黛投手が打ち込まれたのも理由の一つですがゲージの消費量に差が出たのもしずりん選手のキャッチャーAが大きく影響したと思います。
神速高校の星川選手もキャッチャーBを持っていたので逆に言えばよくその相手にここまで縋ったという見方もできますがやはりAとBの差は如実に出るのを見ると最後までこの能力がヘル高に味方したと言っても過言ではありませんね。
神速高校にはルカ選手やあまみゃ選手という強烈な個性を持った選手がおりバランス型のヘル高にはその個性を争える選手はいなかったかもしれませんが委員長としずりんさんのバッテリーは王者ヘル高の強さを最大限証明していたと思います。
勝因③ かく乱ゴ
3つ目の要因はンゴこと周央サンゴ選手の存在でしょう。
委員長やしずりんさんに比べるとそこまでべらぼうに強いわけではありません。
しかし彼女は最初からヘル高の配信を追ってた方達からすれば記憶に残るプレーヤーなのではないでしょうか?
にじさんじ甲子園本選でもそうでしたが今思えば彼女が今年のヘル高のターニングポイントを掴んでいた重要な選手だったかもしれません。
栄冠では1年生の秋大会で土壇場から逆転となるサヨナラタイムリーを放ちましたがこの一打がなければヘル高の優勝はなかったかもしれません。
リゼ様の交代ミスもそうですし、負ければ評判弱小で終わり2年目の新入生ガチャが不利になる大ピンチを全て救う殊勲打でした。
ここからですねヘル高の快進撃が始まったのは。冒頭で言いましたがヘル高本当に苦しい戦いを数多く制してにじさんじ甲子園の優勝を掴んだんです。
思い出がありすぎて一つ一つ紹介しきれませんが格上の相手に終盤でひっくり返したり1点を巡る攻防を最後まで乗り越えてきた。
所詮ゲームの話かもしれませんがこの勝負際の強さは間違いなくンゴ選手が手繰り寄せたモノだと思います。
にじさんじ甲子園本選でも主に守備面で力を発揮しAリーグ加賀美大附属戦では抜けたらその時点で優勝がなくなるセンターフライを背面キャッチ。加賀美大附属との試合を制し優勝決定戦進出が決定するビッグプレーでした。
紙一重が続く戦いを制したのはセカンド奈羅花選手の強固な守備やパンパカパンダ高校戦で同点タイムリーを放った鈴木勝選手(追記:同点打は奈羅花選手で鈴木選手ではありませんでした。申し訳ありません)、神速高校戦で決勝タイムリーを記録した鷹宮リオン選手など個々の選手の貢献も大いにあったと思いますがそのきっかけを作ったのは間違いなくンゴ選手だと思います。
優勝が決まった最後のアウトもンゴ選手が捕球しましたし伊勢志摩方向の加護は言い過ぎかもしれませんが間違いなく見えない力をヘル高に与えてくれたのではないでしょうか?
データや能力値では分からない貢献をしたンゴ選手を3人目の勝因に挙げさせていただきました。
にじさんじ甲子園は野球の怖さ面白さを教えてくれた
今年のにじさんじ甲子園も終了し夏の終わりを実感するようになりました。
各監督にはお疲れ様でしたと労いの言葉を贈ると共にそれぞれの思いを背負って臨んだ事に心から敬意を表したいと思います。
まめねこ高校率いるレオス監督は苦しかった時期を経て甲子園出場という感動的なドラマを見せていただきました。決勝ゲスト解説の樋口楓さんの言葉で男泣きした姿、本気で頑張った証拠だと思います。
チョモランマ高校のニュイ監督も最後に目指した野球が出来たと思いますし、感想で思わず涙した姿は一生懸命頑張った故の涙だと思いますので胸に来るものがありました。
コーヴァス高校のイブラヒム監督8校中唯一の甲子園未出場という重圧の中にじさんじ高校にあわやという所まで行き5位決定戦に足を運んだ事は誇りに思ってほしい。野球は最後まで分からない事を教えていただきました。
加賀美大附属高校の加賀美監督自身のポリシーを貫き昨年の経験を存分に活かした戦い様は見ていて圧巻でしたね。激打と呼ばれる打線の破壊力見ていて気持ちが良いチームでした。
パンパカパンダ高校の笹木監督何故社さんをVOXにしたのか最後までよく分かりませんでしたが加賀美大附属戦での勝利・ヘル高との熱戦は見所豊富でした。決勝最後の感想の場面良い先輩ぶりが出てましたね。
にじさんじ高校の椎名監督あなたは本当に恐ろしいw最後まで我々を驚愕させる豪運を悉く見せ付けてくれていっそ清々しい気持ちになりました。最後の泣いてる人いじりライバーへの愛情を感じましたよ。
神速高校の葛葉監督本当に一つの上振れをきっかけにここまで凄いチームを作り上げてくれた。間違いなく大会を盛り上げた一人ですし最後の砦としてヘル高に立ち塞がった事熱い勝負になったのは葛葉監督の実力なくして語れません。準優勝おめでとうございます!
そして王立ヘルエスタ高校のリゼ監督優勝おめでとうございます!
前回の悔しさから理想のチームを作った事最初から見ていた身として感慨深いものがありそのチームが優勝したのは紛れもなくリゼ様の采配と実力です。このチームを最初から追っていて本当に良かった。素敵な景色を見せてくれてありがとうございました!
野球というのは最後まで分からないものです。戦力差があってもきっかけ一つで状況が一変するのでそれが時に味方となり、時に魔物となります。
昨年もそうですがどちらに転ぶか分からないからこそ野球というスポーツは人を惹きつけてやまないのかなと思いました。
にじさんじ甲子園は毎年多くの視聴者に見守られ最早にじさんじを代表する一大コンテンツとなりました。
恐らく来年も夏に開催されると信じていますしきっとその時多くの人を熱狂させてくれるでしょう。
野球の怖さ・面白さ全てひっくるめたにじさんじ甲子園をこれからも楽しみにしたいと思います。
今年もにじさんじ甲子園を開催してくれた舞元さん天開さん新たに実況で参戦してくれた田中さん、ゲスト解説の皆さん、8名の監督さん選手ライバーの皆さんそしてリスナーの皆さん
お疲れ様でした。今年も沢山楽しませてもらい本当に感謝で一杯です。
来年はどんなドラマが待っているか今から胸をときめかせながら今回は締めくくりたいと思います。
長文でしたがご一読下さりありがとうございました。
また来年も熱い夏が来る事を信じて