7月の活動が終了しました
先週の10日で7月の活動が終了しました。
9月までは一旦お休みとなります。
7月に入って子どもたちに変化が現れました。
6月最後の活動時にボールの運び方(ドリブルとは言わず)について取り組んだときに彼らへ話したことの理解ができているという感覚。
状況に応じてどんなボールの運び方をするのか。
「逃げる」「避ける」「抜く」
まだまだたくさん表現する言葉はあると思いますが、1時間の中では主にこの3つを使いました。
これら3つのうちどれかを使うにしても、理解しておかなければならないことがあると伝えてたのですが、7月3日の活動時にある現象を目にしました。
1番最初に来た子が何気なくボールをとり、一人で遊んでいる姿を見ていると、今までにはなかったような動きをするんです。
ボールを運びながら「逃げる」「避ける」というような動作が取り入れています。おそらく無意識なのかもしれませんが。
その子だけじゃなく、他の子にもそうした変化をみることができたのです。
この写真からはまだその変化は見れていません。
ボールを見ながら運ぼうとしているので。
しかし、こちらの声掛けに応えてくれるように、少しずつボールを見ないで他を見るという習慣が身に付き始めていることを実感できています。
天然さを失わせない
幼児と一緒に遊んだり、低学年でも初めてサッカーをしに来た子たちに時々見られる現象があります。
それは、ボールを見ないでプレーすることができる。
もしくは、ボールばかり見ないでプレーができる。
教えられてもないのにそれができるんですよね。
うちの子どもたちの中にもそういう選手がいまして。
周りを見るという言葉を使わない
これ私がよく子どもたちに質問する時に、使わない言葉として推奨しています。
もっと詳しく、もっと細かく何を観てどう判断すればいいのかをこちらは質問しているわけなので、そういったことを繰り返していくと「理解」につながると私は考えています。
だから、フットボール Experienceの子たちは少しずつ理解をし始め、7月2回行った時に見られた変化があったのだと考えています。
課題としては、子どもたちにプレーの意図をきいたとき、ちゃんと理解していると自分の言葉で伝えることができるかどうかです。
大まかなものが一致していればいいんですが、これからはそういう「答え合わせ」もしていこうと思います。
7月最後の活動が終わり、
「次回は9月だから、しばらくお休みね。」
そう話すと
「え~、来週もやりたい!」
と言ってくれる子が複数いました。
楽しく感じてくれていることに感謝です。
彼らとの時間も短いものではなくなってきているので、慣れてくることで見失ってしまうものがないように、今後も気を付けていきたいと思います。
9月までしばらく期間はあきますが、それぞれの充実した夏を過ごして欲しいですね。
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