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オンライン開催「まちと育むゲストハウス@浦幌町」のまとめ

終わってから時間が経ちましたが、余韻がすごいですっ!!
忘れられない1日になったなーと思っていて、そのひとつの理由は反応がすごくたくさんあったこと。まずはじめに、改めてお礼を言いたいです。ありがとうございました!

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 某ウイルスの影響で外出を控える日々ですが、この事態が落ち着くことを願い、また気軽に旅行することができる日が訪れることを期待しています。その時のために、今できることをポジティブにやっていきましょう!
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今回のブログは、2020/3/22に開催した「町と育むゲストハウス@浦幌町」のまとめと題して、僕の振り返りnoteになります。ぜひ、配信動画もご覧くださいね!

町と育むゲストハウス@浦幌の振り返り

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イベントの流れ
 小松
 ・自己紹介/浦幌町の紹介
 ・宿の構想
 名塚さん
 ・ゲストハウスコケコッコーの紹介
 神宮司さん
 ・HOUSE MOEWAの紹介
 3人でディスカッション
 今後のスケジュールと手伝ってほしいこと

 最初にイベントのグラフィックレコーディング(略してグラレコ)を貼っておきます。文章を読むのは苦手だけどイベントの内容を知りたい!という方は、こちらをご覧ください。浦幌町の先輩が動画を見ながら、まとめてくれました…!すごくわかりやすいです!

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話を聞いてメモしたものを元に、まとめと考えたこと

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名塚さんのお話を聞いて、メモしたキーワード
・宿のヘルパーがまちのヘルパーになっている
・ゲストハウスは地域のインフラ
・新しくお店が4軒オープン
・町に旅人がいることで、自分たちが暮らす町の魅力に気づく
・宿の満足度を上げるために、町の満足度を上げる

 屋根の上でお昼ご飯を食べて目立つ。という大胆かつ戦略的な地域の人たちとのコミュニケーションの取り方は、ぜひとも参考にしたいです。
コケコッコーさんの建物をご存知ない方は、屋根に登ったら歩く人の視界に入らないでしょ…?と思うかもしれませんが、コケコッコーさんの建物は、屋根の上に立ちたくなる可愛い玄関屋根があります。みなさんも泊まった際には、ぜひ上がらせてもらってみてください。(笑)
 屋根に上がることができなくても、お昼休憩の時は庭先でゴザをひいてワイワイするというのでも良さそうですよね。

 オープン前には、回覧板にチラシを折込んで情報をお知らせする。地域の飲食店を日頃から利用して、コミュニケーションを心がける。など、宿主としてやるべき地域への配慮も話していただいたきました。忘れずに心がけたいです。

 宿のことを地域に伝えていくという話の続きでは、コケッコッコー通信というアイデアが。泊まった人が地域をどんなふうに見ているか、どうして泊まったのかというようなことを、チラシでお知らせするというものですが、これは浦幌町でもやりたい!

 そしてなにより、コケコッコーさんがオープンしてから起きている町の変化がすごい。コケコッコーさんは、阿寒町で10数年ぶりにオープンしたお店だったそうです。その後、3年弱の間に4軒のお店が開業という変化が起きています。すごくないですか??
 ゲストハウスは地域のインフラと名塚さんがおっしゃっていましたが、まさにその通りの役割を果たされていました。僕も市街地の中に宿を作る計画を立てているので、この背中を追いかけていきたいと思っています…!

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神宮司さんのお話を聞いてメモしたキーワード
・子どもたちが出会える人の多様性を広げる
・サービス化されていない魅力をいかに楽しんでもらうか
・夏期は連泊利用のみの受け付け
・宿を先に決めて何をするかは後から決める人もいる
・中長期の滞在スタイルを確立させたい

 住宅の左側半分を、民泊として貸し出すスタイルで宿を営まれている神宮司さんのHOUSE MOEWA。窓から大雪山を眺められる絵画のような景色には、こんな景色を独り占めできるなんてズルい…と言わずにはいられないほどの立地にある宿です。

 そんな宿経営での経験をお話してくださるなかで、とても共感したのは、「外からの旅行者を受け入れることで、子どもたちが出会える人の多様性を広げる」という言葉。僕としては、地方に行けば行くほど、自然の豊かさや人の温かさとは引き換えに、物事の選択肢や価値観の多様性は少なくなっていきがちだなと感じています。HOUSE MOEWAさんでは、そこで暮らす子どものためが起点ではありますが、きっと近隣に住む子どもたちや地域にも良い影響を及ぼしているのではないでしょうか。あまり意識していませんでしたが、これは僕の宿をつくる理由のひとつでもあります。

 連泊利用をしてほしいけど、一泊利用の予約が先に埋まってしまうから連泊したい人に泊まってもらえない。という課題は、先に知ることができてよかったです。「夏季の予約のみ2泊以上限定」企画は、一部の部屋で取り組んでみたい!ただ、こういった拾い損ねているニーズは見えない課題だと思うので、このことに気付ける思慮深さも学ばなければ…!

 宿を先に決めてから旅行をする人がいると言う話には、そういう人もいるんですね…!と驚きながらも、それって、宿が目的地になっているのでは?と思って聞いていました。宿としては、理想の形ですよね。僕も、泊まりに行きたくなる宿作りを目指します!

いただいた質問のお返事

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 とってもありがたいことに、ライブ配信中に80件以上のコメントをいただきました…!ありがとうございます!お答えできなかった質問については、ゲストからお返事をいただいたので、こちらにて回答いたします。ぜひご覧ください!

神宮司さんより
Q.チェックイン・アウトの時に在宅していないといけないのには何か不便さはないでしょうか?
A.チェックインはできるだけ対面で、チェックアウトはポストに鍵を入れていただくスタイルでやってます。チェックインも、どうしてもいられない時はキーボックスにしてます。
 家族そろって泊まりがけでいないなどの日は前もって予約いれないようにブロックしています。予約がない時しか旅行にはいけませんが、今のところ不便はないです!

名塚さんより
Q.イベントは参加料で賄ってますか?
A.会場費はもらわず、主催の方には宿泊してもらっています。イベントにもよりますが、夜のイベントは参加者の方も泊まってくださることが多いです。

Q.リピーターはどのくらい来られますか?
A.数でいうと1割とかなので、多くはないですね。ただ長期休みに必ず来てくれたり、出張で頻繁に使ってくれたりと、年々増えてきています。

Q.ヘルパーさんはどのくらい滞在してくれるんでしょうか?
A.宿だけでなく町の人と交流もしてほしいので、こちらとしては10日間はいてほしいのですが、短い人は1週間、長い人は3ヶ月とかですね。
長くなる分には制限はありません。好きなだけどうぞ!
https://www.gh-kokekokko.com/blog

Q.ヘルパーさんの集め方とかどんな人(年代、状況、などなど)がきてくれるのか気になります!
A.ヘルパーはHPとSNSで募集しています。instagramからの応募が圧倒的に多いです。
 20代前半の大学生、30前後で仕事をやめて次の仕事を始めるまでの間に来る方が多いです。男女比は女8:男2くらいですかね…女性の方が圧倒的に多いです。初めての方は不安もあると思うので、ヘルパーの生の声がわかるように、HPにはヘルパーインタビューを載せています。
https://www.gh-kokekokko.com/blog

Q.まちの人が興味をもってもらう企画ってどのように考えているんですか?
A.自分の興味あるものと、まちであまりやられていないことの掛け合わせで考えています。
 阿寒町にはパン屋がないので、パンを買いたいという要望は高く、さらに私もパンが好き…なのでパン販売のイベントにする、とかとか。
 ビールもそうですね。大手企業のビールしかまちでは飲めないのでクラフトビールのイベントをする(さらに私もクラフトビールめっちゃ好き)とか、そんな感じです。
 イベントの打診が来たときには、具体的に参加してくれそうなまちの人の顔を思い浮かべて、これくらいの人数は来てもらえそうだな…というだいたいの目安をつけて、実施できるか(すべきか)を考えています。

どんなゲストハウスを浦幌町で始めるのか?
それについては、また今度。

コマツ資料

 配信中にいただいた、「浦幌で作るゲストハウスの構想を聞きたい!」という質問への返事は、時間の都合上返しきれませんでした。それについては、また今度。宿に込める哲学的な想いや具体的なイメージなど、別の記事で書きたいと思います!

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 今回はオンライン開催になりましたが、浦幌町へ行きたい!と言ってくださった方がたくさんいて、動画配信になってよかったなと思っています。
 これまでに浦幌町に来たことがある人や、今度浦幌町へ行きます!と以前から言ってくださっていた人たちが見てくれていたのも嬉しかったです。壁壊しや床はりの改修も手伝いたいなんてコメントを見た時には泣きそうでした!ほんとうにありがとうございました!!

最後に今後の予定を…

イベント締め1
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 どんな風に始めるのか、というところにも興味を持っていただければ嬉しい限りです。小さな出来事や近況報告については、こちらのフェイスブックページで更新していきますので、ぜひ「いいね!」をお願いします!

十勝浦幌ではじめるゲストハウスプロジェクト

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配信アーカイブページはこちら (動画はいつでも見れます)

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イベント前に更新した、ゲストハウスプロジェクトを始めることについての所信表明については、こちら!

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某ウイルスの影響で旅に出られない日が続き、各地の宿も経営困難な状況だと思います。そんななか、北海道のゲストハウスでは、オーナー同士が手を取り合って新しい動きを始めたようです!少額ですが、僕も応援しました。みなさんも、もし余裕があれば応援しましょう!



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