腹腔鏡下子宮全摘術 記録②~子宮筋腫治療~
入院日までは食事や行動制限なし
ひたすら仕事の調整と追い込みをー。
【入院前日】
病院で日中にPCR検査を受ける。
陰性で問題なければ連絡なし。
夜になるも連絡なし。
入院確定。
【入院1日目(オペ前日)】
昼に病院入り。
急性期病棟へ。
シャワーを浴びてお臍処置。
点滴用の針を腕に入れる。
夕食は通常通り。
その後、下剤で胃と腸を空っぽに。
0時以降、飲水禁止。
電解質液の点滴開始。
病院で寝るのは初めてで、様々な音になかなか眠れず。
夜勤の看護師さんたちの業務量、かなり多そうだなぁ。
メンタルコントロールと体力も必要。
とにかくテキパキ!頭が下がります。
【入院2日目(オペ当日)】
オペは13時から。(主治医は午前中もオペ!何という集中力!)
手術着に着替えて点滴カラカラ引きながら
病室から歩いてオペ室へ。
オペ室のひんやり感が冷静さを促してくれた。
オペ台に登り、横になった途端、周りを看護師さんや麻酔科医にグルっと囲まれ、あとは酸素マスク&全身麻酔で真っ白に。
ー約3時間後ー
「小松さーん!小松さーん!終わりましたよー!」
の声にぼんやり目が覚める。
と同時に、
これまでに体験したことのない
激しい吐き気と腹痛(腸が動きまくっている感じ)に脂汗と震えが止まらない。指先のしびれ。
全身麻酔の気管挿管後で声も上手く出せない。
病室に戻る途中のエレベーターやベッドの振動で、
さらに吐きそう。。また意識がなくなる。
ー約2時間後ー
再び目が覚めると、尿管、血液ドレーン、点滴、
足血栓防止のマッサージマシンにつながれて、
全く身動き取れず。
口の中は乾き切ってざらざら。
お腹を下しそうな激痛や指先のしびれは治っていたが、胃の気持ち悪さは継続。
肋骨の下、みぞおちの痛みあり。
意識が明確になってきたので、スマホのLINEで家族に連絡を。
飲水禁止もゆすぎはOKで、口の中がようやくスッキリ。
その後は、2時間毎に寝て起きての繰り返し。
喉がカラカラ。
【入院3日目(術後1日目)】
引き続き
尿管と血液ドレーンと点滴と足マッサージで動きづらいが、
上半身と片腕は自由。
ようやく水も解禁。
朝から常食が提供されるも、胃の気持ち悪さから食べられず
ヨーグルトだけ流し込む。
腹腔鏡による創部の痛みはほとんどなし。
下腹部の鈍痛と胃のムカつきあり。
腹腔鏡ガスによる肋骨とみぞおちの筋肉痛あり。
喉のイガイガ感はあるが、声ははっきり。
午前中に、尿管とドレーン、足マッサージを外され、
自由に歩いて大丈夫とのこと。
が、
起き上がると目眩と吐き気と動悸。
夕方から軽く発熱37.8度。
お昼と夜も、ヨーグルトと水の流し込み。
尿意を感じないので(尿管を入れていた後は感じにくくなるらしい)
2時間置きに自主的にお手洗いへ。
傷や縫合そのものより、
全身麻酔と腹腔鏡ガス圧迫による副作用とのバトル。
つづく