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明日は我が身の「T-1000」
現在、自分のために作っている「自分事典」「世界事典」がある。
以下の引用は、それからの抜粋である。
《自分のために作っているので、世間一般とズレているかもしれないが、ご了承ください》
【A I】
1.有史以来の優れた性能を持つヒトの道具
2.ヒトを超えることは決してない
【解説】
まず。
いくら道具といっても、ヒトの性質としての愛着、執着は否定しない。
ヒトは道具を愛している。
でも、いちいち書いておかないと、道具だなんて酷い、とかいうヒト、必ずいるんですよ(;^ω^)
さて、A Iがヒトを超えられない理由は、ハッキリしている。
プログラムは言語だからだ。
言語化されないプログラムは、今のところありえないからである。
AIが自分で生成したとしても、それは言語(文字)を使っているので、言語であることは変わらない。
そして思考は、言語と同時にある。
「先に思考があってそれを言語化している」のではない事に注意。
理解のために、時系列的に表現すれば、言葉が先に出て、その言葉によって思考していることになるが、実際は同時である。
つまり、思考に時間は不要なのだ。(経験には、時間は必要)
100%、物質で成り立っているAIは、必ず時間に支配される。思考で、時間をぶっちぎれるヒトには物理的に敵わない。
また、大きさの問題もある。
”大は小を兼ねる”が、逆はない。物理的にこれを違えることはできない。作り手が、己を超えるモノを作り出せたら、宇宙の謎など、とっくに解決している。
意識の何たるかを解明できないヒトが、ヒトの意識を超えるようなAIを作れると考える方が無理。
以上より、AIは、人間の労働力不足を補うとても便利で優秀な道具であることを逃れない。
そして、このことは「マトリックス」的世界の真実なのだろうなと思う。
つまり、上層部は、AIの限界などとっくに理解している。
ただの田舎のばーさんである私でも、このくらいは考えるんだから。
そうなると、ヒトが劇的に何かをどうかしようと考えれば、ヒトの脳を利用するしかないだろう。さっきも書いたが、”大は小を兼ねる”というのはマジで真理なのだ。つまり、大きさは絶対基準である、ということである。
ヒトが、物凄い発展を短時間で遂げようと思ったら、ヒトの脳をネットワークするのが一番簡単である。”大は小を兼ねる”と同じくらい、「大きさ」を端的に説明している”三人寄れば文殊の知恵”も真理だからだ。
多分、それをマジでやろうとしている。
そして、そこから導き出されるのは、「ターミネーター」のスカイネットの新しい解釈だ。
つまりあれは、AIの、人間に対する反乱でない。
我々、平民の脳みそネットワークによる、支配層への反乱なのだ。
映画ではかろうじて、支配層が希望を繋いでいるが、われわれ平民も、なかなか頑張っている。
[あなたが上級クラスのお方でしたら、われわれなんて書いてしまってごめんなさい]
そうやって、あの映画を見直してみてほしい。
すべてが新鮮に感じるし、あの恐怖でしかなかったT-1000を、応援したくなる。どうやってヒトをやっつけるか、作戦を立てるのもまた楽しい。
いずれ来る、脳みそネットワーク時代に備えて、自分の感性を育て、鍛えておこう。
ポイントは、「思考の実体化」だ。
それさえ、マスターできれば、来る時代の恐慌に怯える必要もない。
終わり
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