のぞき趣味
変態じゃなくても、人には普通に、他者の生活活動を俯瞰で眺めるのが好きである、という傾向はあるだろう。なんでも論理的に説明したがるという非科学的な要求に応えれば、自分を含めた環境全体の把握は、自身の生存に有利に働く、という程度の理由か。あ、自分は全くそうは考えていない。なんか知らんが、他人が見られていることに無自覚な様はそそるなあと思っているだけだ。
科学が論理的であると考えるのは勝手だが、それを論理的冷静さのてっぺんに供えて、他者を威嚇するように睥睨する人については、もう少し考えたらいいのに、という感想である。科学は、自然界などの現象をつぶさに観察することがその前提で、どう転んでも、観察自体は己の感覚器を通してしか可能ではない。そのあとに論理的思考があるというのかもしれないが、誰にとっても、その人生と取り巻く世界は論理的なのだ。科学は、決められたシステムをしっかり踏襲する、という部分が大事なのであって、それと他者の論理的な人生に対する感想は別物である。システムに則るという部分でしか使用できない言葉を、得意げに振り回している人間を見ると・・・
あ、自分もかなり攻撃的だった。
今でこそ、ネットで検索すればいくらでも世界に設置されたあらゆる場所のライブカメラの映像を見ることが出来る。合法的に。
今の自分のお気に入りは、函館駅をうつしたライブ動画だ。検索すればすぐに出てくる。そこは私の生まれ故郷でもあり、実際を知っているので、なんとなく見たくなる。一番動きがないのは、午前4時くらいであることまで把握しているくらい、作業中に見ていたりする。ただ、そんな時刻でも、数人が視聴中とでているので、それは寝落ちだなと勝手に決めつけている。自分だって起きて見ているのにね。ただ、そういうときは、ちょっと寂しくなって、渋谷のスクランブル交差点を見たりする。そのヒトの動きに、「やっぱり東京だな」と田舎モノ常套句を何度口にしたことか。
【ちなみに、今の函館、大沼公園あたりは紅葉が絶好調である】
有名な金剛山も見る。こちらはテレビでも特集されただけあって、いつ見に行っても、それなりの視聴者がいる。定時に現れるヒトもいて、賑わっている印象だ。いつだったか、モノクロにみえる深夜に、リスが何度も行き来するのを見たことがある。その時は視聴者がごく数人で、やった!という気持ちと、その喜びを多くの人と共有できないという空しさが混じって、なかなか複雑な心境だった。
さて。
上であえて「合法的に」と書いたのには理由がある。
そうではないライブカメラ映像を見たこともあるからだ。
ライブカメラが一般の人の市場に広がりはじめたころ、ネットに鍵のかかっていないライブ映像がいくつもあったのだ。一般的に、この事に対する社会的認知はどの程度なのだろう?
北海道に住んでいれば、その雪の状況など、高速道路の様子を知る必要があることがある。十数年くらい前だと思うが、当時まだスマホはなくて、車での道内小旅行中に、道の駅で、付近の道路状況を見ることが出来るライブカメラが設置してあるのを、とても便利に利用したことがある。言葉で「凍っている」「雪が積もっている」と言われても、やはりそれは不安を払拭はしない。が、実際、ライブ動画でその様子を見ると、「これはいけるな。朝でも問題ないな(朝は凍っているから情報は重要)」とか「これはヤバそうだ。気をつけよう」など、思考が具体的になる。正確には、ライブ動画ではなく、数秒~数分ごとの静止画像だったりするが、とにかく革新的に便利だった。
だから、きっかけはそれだった。
あちこちに設置してある道路の状況監視のライブ動画をみる事に面白さを感じてしまい、自宅でもネット検索して見る事があった。そうなれば、素人の個人が設置したプライベート動画に行き着くのも時間の問題だ。
これ以上書いたら、犯罪に問われる可能性あるのかな?
続きは制限します。ビビり。
エロい内容ではありません。【⬅とても重要】
過去のことであっても、何かに抵触したらいやだなあという理由です。
なので、ワンステップ設けて、一般の目につかないような努力はした、という跡を残したいと思います。以上の理由なので、期待してお読みになって、怒りをぶつけられても困りますう・・・
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現在、「自分事典」を作成中です。生きるのに役立つ本にしたいと思っています。サポートはそのための費用に充てたいと思います。よろしくお願いいたします。