小松台東 オイスタ・ダイアリーズ (「オイ!スタッフ」による稽古場日記)③
こんにちは。小松台東です。
夏の新作「オイ!」稽古も早1か月が過ぎました。通し稽古も始まり、稽古も佳境。大詰めです。あっという間に劇場に入ってしまう小松台東学園3年オイ組。
今回、稽古場には縁あって集まってくれている「オイ!スタッフ」という若者たちがおります。
このコロナ禍で希薄になってしまった演劇においての人々の交流を少しずつ復活させていけたらいい、と始めた企画です。
稽古場や劇場での、劇団員、客演の皆さん、スタッフワーク等のレポートをしていただき、レポートを書いてくれるオイスタにもこれをお読みの皆様にもより小松台東を、知ってもらえたら、と思っております。
第③回めは 荻野知美さん。
荻野さんによる稽古場リポートです。
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7/6
休憩中に、板の上(稽古場の舞台)に演出家、松本さんの姿が。
これは、ここでは、いつもの事なのだろうか。
そのまま芝居が始まって、稽古が進行していく。
ステージの周りを回りながら、お芝居全体を把握していく。
面白い。
小松台東の面白さはこうやって引き出しているのか、と感じた今日だった。
「オイ!」がどんな作品に仕上がるのか、ここからが楽しみです。
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7/18
2週間で「作品の色」が変わってた。
この作品がどんどん仕上げに向かって歩んでいるのがわかる。
板の上には部屋の壁ができていて、板の上には高校生が存在し、
この稽古場という空間が、稽古中も休憩中もずっと劇場にいるような、
あのなんとも言えない緊張感が漂っている。
ずっとONでいるのは疲れるはずなのに、それを感じさせない役者の皆さん。
そしてこの作品を、その人物を大切にしているのがひしひしと伝わってくるそんな空間。
2週間でこんなにも変わるのか。
キャストもそう、演出もそう。
なんだか、この劇団は歩いてる感じがした。
みんなで一緒に。
一歩ずつ歩み寄って一緒に歩いていこうと。
ここは稽古場なのにそんなメッセージを感じた気がした。
ここからあと2週間。
脚本、演出の松本さんと息をしているこの作品「オイ!」は、ここからどんな色に、どういう形へと変わっていくのか。
ここからがまた楽しみです!
荻野知美
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荻野知美さん ありがとうございました。
荻野さん始め、みなさんお忙しい中、レポートをまとめてくださり
稽古場も、厳かな中にも明るい賑やかさもあり、いい空気が流れております。
さて、ラストスパートの1週間です。
皆さま、下北沢スズナリでお会いしましょう。
小松台東2023年新作 「オイ!」
8/3(木)~8/13(日) 下北沢ザ•スズナリ
【作演出】松本哲也
【出演】 小椋毅(モダンスイマーズ) 尾方宣久(MONO)
吉田久美(演劇集団 円) 竹原千恵
瓜生和成 今村裕次郎 小園茉奈 松本哲也
【CP/音楽】佐藤こうじ
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小松台東
劇団 小松台東(こまつだいひがし)です。松本哲也 瓜生和成 今村裕次郎 佐藤こうじ 小園茉奈 info@komatsudai.com https://www.komatsudai.com/
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