創業してないベンチャーが3ヶ月で11名採用した話
こんばんは!小松です。
前回はなぜ起業するのか?をnoteに書きましたが、今日はスタートアップの仲間をどうやって集めているのか?を書きます。
採用は多くの企業で課題を感じている部分だと思います。今回は、私が創業前のフェーズで3ヶ月で11名(うちエンジニア7名)を採用できた話をお伝えします。
※最近のトレンドでもあるTwitter採用や副業採用の実態も少し書いてます。
目次
1、どのように採用したのか?
2、副業採用でのメリデメ
3、副業採用の業務・給与のポイント
4、現状と今後の採用について
1、どのように採用したのか?
まずどんな人をどんな形で採用してたかです。
<職種タイプ>エンジニア7、デザイナー2、PR1、ビジネスサイド1
<年齢層>20代後半5、20代中盤3、20代前半1、10代後半2
<働き方>フルコミ1、副業7、インターン2、業務委託1
<採用経路>リファラル5、twitterフォロワー3、yenta1、プログラミングスクール2
twitter採用は良かった
twitter採用は流行っていますが、やはりおすすめです。
自分も3名採用し、今も2名が頑張ってくれてます。
自分のフォロワーを採用するのがおすすめです。
フォロワーの中で合いそうな方に「フォローありがとうございます!お茶行きましょう!」とDMするだけ。普段から自分の発信を見てくれている人なので、そこからお茶しながらご参画頂くのもわりとすんなり決まったりします。こちらは再現性もありシンプルなやり方だと思いますので、参考になった方は真似してみてください。
↓こんなかんじでフォロワーを見て気になる方にはメッセ送ってみてました。
毎日採用候補者に会う
あとは行動量が大事だと思います。
ぜんぜん自分も足りないですが、毎日なんとかしてアポを取って必ず採用候補者に会うようにしてました。自社でやってみているslackの自分の行動目標にも「毎日必ず採用候補者と会う」と途中から明言しやってみてます。
「とにかく毎日会って、自分の事業を説明して、今どんなことに困っててどんな人が必要かを話し、良かったらちょっと手伝ってもらえないか?」を毎日飽きるぐらい話してました。セールスでもそうですが、毎日事業やサービスの魅力を語って売り込んでいくことに尽きるかなと。
2、副業採用でのメリデメ
ほとんどの人が副業での参画なので、色々と問題も起こりましたし、良かった面もありました。メリデメをまとめています。
デメリット
「副業者は、力のある人で理念共感者で無いとお互い不幸になる」これに尽きるかなと。副業の人はどうしても稼働が安定しづらいので、それをカバーしうるものがないとお互いにしんどくなる。
採用側としては経営陣の管理工数がかかるし、副業者としては本業&副業で疲労困憊になりながらも両方から業務を求められたりで、簡単に悪い状況になり得る。
副業する人に「汎用的ビジネススキルの高さ」「プロフェッショナルな専門能力」「会社への理念共感によるコミット意識」の3個のうち2個は無いとしんどいというのが私の今のところの見解です。
メリット
「すぐに軽めに参画してもらえてお互いハッピー。相性の見極めもできる。」
特に副業やインターンでの採用なら、副業者にとっても採用者にとってもリスクは少なく見えるし、わりと軽い気持ちで決断しやすい。「じゃ明日からね!よろしく!」とすぐにスピード感を持ってジョインしてくれやすいのもありがたい。経営者という目線でいくと、コストを変動費化できる点もある。
上記もあるが、私がやってみていて一番感じているのは、「一緒に働いてみた上での相性の見極めができる」という点が最大のメリットだと感じている。
※フルタイム社員の場合は、ミスマッチが起きるとお互いに不幸な事態に発展することもあるため、地雷があるのかを一緒に働きながら見定められるメリットはある。
3、副業採用の業務・給与のポイント
時給?月給?納品物で実施する?
副業採用しようとすると必ずここにぶちあたります。
私は今のところスタートアップ立ち上げでやるのに一番しっくりきているのは、
週間サイクルで業務目標・給与を決定し、振り返り・修正していくやり方です。
<業務>週間での成果目標制(例:今週中に●の機能をリリース)
<給与>週間での固定給与制(例:週給2万で固定など)
<振り返り&変更>週1回の1on1を実施(基本リモート、電話で30分)
リモート環境の場合、時給制はおすすめしません。「えっ、そんな業務してたの?」「指示してない業務をやってるじゃん」などが発生することもありましたし、何より時給計算は手間です。そこに貴重な時間を割くのは勿体ないと感じているので、時給での契約は今後やらないことにしてます。
4、現状と今後の採用について
11名採用したうち今残っているのは4名です。
(まだ会社として登記もできていない、立ち上げ段階での、お試しでの副業・お試しインターン形式での採用のため、6-7割の離脱率は健全と捉えています。)
上記の振り返りふまえ、今後の採用のやり方を考えてみました。
<今後について>
・副業者=「ビジネススキル」「プロフェッショナルスキル」「高い理念共感」のうち2/3以上を満たせる人のみを採用する方針に変更。
・フルコミ社員=副業者よりは時間でカバーできるため、「高い理念共感」や必須ですが、スキル面はポテンシャルでもいい。
→こんなかんじでやろうと思ってます。
→ご興味ある方はtwitterかFacebookでDMください!
本日は以上です。
小松 遊気