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ひととき、コロナを忘れて。_写真展「Bangkok Sequencity」

早朝の雷雨から一変、虹を拝めた日曜日。
建築家でもあり写真家でもある日本人のHiroさんと俳優であるタイ人のマイケル・シラチュッチュさんのおふたりによる写真展
「Bangkok Sequencity」 に足を運んだ。

▲小さなギャラリーですが、消毒の徹底、換気対策、万が一の追跡連絡対応(来場日時とメールアドレスの登録)等がされていました。



Hiroさんとは、一度お会いして「建築×観光」の可能性について、とても有意義なおはなしをさせていただいた間柄。今回、お会いするのは2度目。
間も無く、本帰国を控えているところ、
アーティストとしてのHiroさんにもお会いすることができた。

本来だと写真展は、5月6日までが会期。
しかしながら、タイ政府の要請により本企画も
中止を余儀なくされてしまった。
よって、開催は2日間。思いがけず幻の写真展に。

わたしは予定を全部変更して、何とか駆けつけることができた。

行けるとき、行きたいときに、行きたい場所へ。会えるとき、会いたいときに、会いたい人のところへ。
明日やろうとおもっていても、
突然それが叶わなくなることだってある。
後悔したくない。
すべては自分の直感が教えてくれる。



そこにはすてきな写真たちと集まった人たちの
笑顔で優しい空気がながれていた。

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ふたりが切り撮った、何気ないバンコクの営み。
同じ場所なのに、同じじゃない。
でもふたりの温かいまなざしが共鳴し合っている。
タイの日常は、カラフルで鮮明な光りに溢れているけれど、写真たちからは不思議と日本の春の日みたいな、穏やかな淡い光りを感じた。

人々の何気ない営みに光をあてる。
tourismのしごとで日々考えていたことが、ここでも繋がったような気がした。

外の世界はコロナによって、街も、人の心も、
塞ぎ込んでいるけれど。
ここだけは、少なくとも写真を見ていたあの時間と空間だけは、心穏やかで、とても平和で。
ひとときコロナのことを忘れさせてくれた。

来てよかった。
やっぱりわたしの直感は正しかった。

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本来なら、きっとたくさんの方が足を運んで
作品に触れられただろうに…、と残念な気持ちでいたら、その日の夜にHiroさんから朗報が届いた。

ただし、Hiroさんは本帰国を控えているため、
規制解除のスケジュールによっては在廊の可否については現時点で未定とのこと。

再開されるまで各Instagramで、ぜひその世界観を
味わっていただけたらとおもう。

また、本日開催されたツアーガイドの様子も、 公式Instagramからご覧いただけます。

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写真展のツアーガイドの様子はこちらから。