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リカ 感想

 五十嵐貴久さんのリカシリーズ第1作「リカ」読んだ。

友人からオススメされた本作、私はドラマの小池徹平編まで見た。無理のある展開に着いていけなくなり、その後は視聴を断念。

いやぁ~きっつい。

リカが高岡早紀さんでイメージされていたが、途中からは全くの別人として想像しながら読んだ。体臭がキツいだとか(そんなレベルではないが)、目がまっくろだとか、怪物のような身体能力、雰囲気、声だけは良いとどの人物も言っている。(笑)

話の展開に無理もなく、まあまあ許容できる範囲でテンポよく読めた。文章がお上手で読みやすい! 

刑事の菅原さんに何故伝言で行き先を伝えなかったのか、だとか菅原さん1人で現場入りしたのとか、何で……そこっ! という点はいくつかあったが、話の面白さでそこはカバー。

よくある展開だが、探偵さんが殺されてしまったのは本当に無念。悲しい。それと、2001年とかの作品なんですねこれ。ガラケーなのも納得。でも出会い系サイトとか、ネット慣れしていないおっさんの在り方とかは今とそんなに変わっていなくて、ていうかほとんどそのまんま? 色んな意味で凄いなぁ。

最後。脳だけで生きてるたかおさん? もう死なせてやってくれ。考えただけでぞっとする、後に残る終わり方でした。あのままリカには死んで欲しかった。そのままシリーズ化することもなく、すっきり終わって欲しかった……なぁ。続きがあるなら読まなくちゃじゃん。。。w

友人には悪いが、少し時間を空けてリターン、読もうと思います。

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