ENTP女という変わり者のキャリアと人生の見直し
変わり者としての自己
私は、MBTI診断を何回受けても「ENTP」という結果になる。ENTPは議論好きで、新しいアイデアを追い求め、変化を恐れない人たち。そんな性格のせいか、気づけばいつも人とは違う選択をしてきた。今日はそんな自分のキャリアと人生を、改めて見直してみようと思う。
仕事を辞めるか否か
最近、仕事を辞めようか悩んでいた。YouTubeを見ていて、「仕事を辞めるのには体力がいる」と誰かが言っていたのを聞いてハッとした。確かにその通りだと思う。私は過去にも、ものすごく辛い状況に追い込まれて、初めて本当に仕事を辞めるという決断を下した経験がある。
でも、そんな大きな決断を下すには相当のエネルギーが必要で、切羽詰まった状況でない限り、人はなかなかその一歩を踏み出せないのだと実感した。だから今の外資系企業の仕事を辞めることを考えていたけれど、もう少し冷静に考えるべきかもしれないと思い始めた。ENTP女なのに歳のせいかちょっと慎重になってきた笑
思いがけずキラキラ女子になっていた自分
意外だったのは、ふと自分を見直してみたときに「もしかして自分、キラキラ女子なのか?」と思ったことだ。リモートワークができる大手外資系企業で働き、オフィスは超高層ビル。中はもちろんキラキラで、私自身もオフィスから自転車で10分以内の都内の一等地に住んでいる。
ずっと自分は庶民的で、普通の生活を送っていると思っていたけれど、いつのまにか手にしていたこの「キラキラ女子」的なライフスタイルに対して、自分でも驚いている。ベトナムで一時期経験した貧乏生活と雲泥の差だ。(でもそんなベトナム生活も楽しかった笑)
無駄な努力だと思っていた事が強力な武器に:法律系資格と語学の組み合わせ
私のキャリアの大きな転機は、意外にも法律系の国家資格と語学力の組み合わせだった。学生時代に取得した行政書士の資格は、正直「食えない資格」として有名で、まさか自分のキャリアに役立つとは思っていなかった。資格を取った当時は、単なる努力の一環で、あまり大きな期待はしていなかった。それに、私がメインで勉強していたのはベトナム語で、もちろん英語も得意だけど、これらの語学スキルが直接キャリアに繋がるとは考えていなかった。
しかし、この語学力と法律系の資格の組み合わせが、思わぬ形で外資系企業から声をかけられるきっかけになったのだ。特に、新卒ではなく20代後半での転職だったにもかかわらず、私が持っていたスキルセットが絶妙に噛み合ったおかげで、現在のポジションを手に入れることができた。語学力、法律の知識、海外経験という一見バラバラな要素が、自分でも驚くほど効果的に組み合わさり、強力な武器になったのだ。
無駄な努力だと思っていたものが、こうしてキャリアを切り開く原動力になるとは本当に思いもよらなかった。自分が積み上げてきた小さな努力の数々が、ある日突然、大きな成果として実を結ぶ瞬間を体験できたことは、私にとっても大きな驚きだった。
ENTP=変わり者:自分らしさと飽き性
私はENTPという性格タイプのせいか、どうしても飽きっぽいところがある。恋愛にしても仕事にしても、何かに飽きてしまうとすぐに次の新しいものを探してしまう。そして、他人と違うことをしたいという強い願望があり、それが私のキャリアや人生の選択にも影響を与えている。
例えば、新卒でベトナムに行ったのも、普通の人が選ばない道を歩みたかったからだ。そして、一度はすべてを捨てて日本に帰ってきたものの、また同じように海外での生活を考え始めている。飽きっぽいけれど、新しいことに挑戦したいという気持ちが私の人生を動かしているのかもしれない。
最後に:自分の選択を見直す時間
私はこれまで、何度も自分のキャリアやライフスタイルを大胆に変えてきた。時には運や偶然に助けられ、時には自分の努力が実を結んだ結果として、今の自分がある。でもENTPという性格を持つ変わり者の私が、これからも同じように自由で柔軟な選択を続けられるかどうかはわからない。そう、今のなんちゃってキラキラ女子生活を捨てられるか分からないのだ笑
少なくとも今は、自分の選んだ道をもう少し楽しんでみようと思う。