適当に生きる
私は今、とてもハッピーだ。予定もたくさん詰まっているし、何よりも旅をしていることで、体も心も躍動感を感じている。それが理由なのか、人に対していつもより明るく接することができている気がする。
東京にいる彼に久しぶりに会うと、以前よりも愛情を持って接することができた。そして、彼の愛をいつも以上に感じた。きっと、距離があったことで、お互いの存在を再確認できたのかもしれない。
ただ私は今、人生を「適当に生きる」ことにしている。深く考えない。恋愛も、今を楽しめればそれで良い。軽い女だと思われても気にしない。自分のしたいことをするし、興味を持てる人とだけ話す。興味がなければ無視。どう思われようが、もう関係ない。
自分が「寝てみたければ寝てみて、試してみればいい」。自暴自棄かもしれないけれど、その方がずっと楽しいし、気も楽だ。私は、いつも「誰か一人を愛さなければいけない」と思えば思うほど苦しくて、心が押しつぶされそうになる。友達がたくさんいるように、男の人もいろんな人と関わってみたい。人として興味があるからだ。深く一人を愛した経験もあるけれど、そういう時に限って何故かうまくいかない。それを考え込むと、また暗い気持ちになってしまうから、今は目の前の瞬間をただ楽しむことに集中しようと思う。
批判されることもあるだろうけれど、もう無視する。とにかく、今を楽しむ。享楽的だと思われるかもしれないが、それでもいい。だって、生きているほうが大事だ。私が死んでしまえば、悲しむ人がまだいるから。死ぬわけにはいかない。その日が来るまで、とりあえず適当に、気の赴くままに進むだけだ。