マレーシアのゲイクラブ体験記:クアラルンプールの夜を楽しむ
ブキッ・ビンタンのゲストハウスから始まる冒険
今日は、マレーシアのゲイクラブについて話したいと思う。私はブキッ・ビンタンのパビリオンのすぐ裏にあるゲストハウスに宿泊していたのだが、そのゲストハウスの目の前に「ボーイ」というゲイクラブがあった。いつもオカマショーが開催されていると聞いていて興味はあったものの、前回マレーシアに来た際は最終日に誘われたが疲れすぎていて行けなかった。今回再訪することになったので、ついに行ってみることにした。
東大生との出会い:新たな友と共に
ちょうどゲストハウスで出会った東大生の青年と仲良くなり、一緒にそのゲイクラブに行くことになった。クラブに入ったときは、まだ人が少なく、異様な雰囲気に少し緊張して「私がここにいてもいいのかな」と感じてしまった。私は女性で、周りは男性ばかりだったので最初は怖かったが、外で少し飲んでいると美しいパフォーマーたちが出てきて、ファンサービスをしてくれた。彼女たちはとてもフレンドリーで、「あなたもビューティフルね!」と言ってくれて、私が日本から来たと伝えると、彼女たちも日本のことをいろいろ話してくれて、とても仲良くなれた。ファンサービスが素晴らしく、いいお店だと思った。
華やかなオカマショーに感動
ショーが始まると、一気に盛り上がり、華やかな衣装をまとったパフォーマーたちが歌って踊り、大いに笑わせてくれる場面もあってとても楽しめた。ある曲では、会場全体で大合唱になり、人種や性別の壁を超えた一体感が生まれた。その後のトークショーで、初めて来たお客さんとして手を挙げて「ジャパン!」と叫んだら、みんなが「おー!」と歓声を上げてくれて、とても温かく迎えてくれた。パフォーマーたちは日本について知っていることをたくさん話してくれ、初めて訪れた私でもまるで常連のように歓迎してくれた。ショーの最中も、彼らのパフォーマンスに感動して、つい涙が出そうになった。
特別なパフォーマーとの出会い
特に印象に残ったのは、金髪で青い目の白人風のパフォーマーで、その踊りのキレが抜群で、まさに別格という感じだった。クアラルンプールのナイトライフの中でも、この場所が一番面白いと感じるほどの体験だった。
男性におすすめの理由:視点を変える体験
最後に少しだけ、同行した東大生の青年の話をしたい。彼はゲイクラブに入った瞬間、自分が性的対象として見られていることに気づいたそうだ。その時、彼は「女性っていつもこういう気持ちなのかもしれない」と思い、自分の立場では普段気づけない女性の気持ちを理解したと話してくれた。この体験を通じて、異なる視点から考えるきっかけになったようだった。
だからこそ、クアラルンプールに行くなら、特に男性の方にぜひこのゲイクラブを訪れてもらいたい。普段味わえない経験を通じて、新しい視点を得る機会になるかもしれない。おすすめだ。