警察官のやさしさとは
おはようございます🚨
今日は「警察官のやさしさとは」というテーマで話します。
警察官になりたい人からよく聞くのが「親切でやさしい警察官になる」という言葉です。
僕のところへやってくる警察官志望者の割合で多いのは、この「やさしい警察官」、つまり「善良な市民に向けて仕事をしていきたい」と目指している人です。
反対に、「犯罪を許さない」「強く厳しい警察官になりたい」という方はあまりいません。
もちろん、これは個人個人の性格もあるのでしょうが、現代の時代背景を映し出しているとも取れます。
パワハラ、モラハラが厳しく非難されるようになり、ちょっとでも厳しいことを言おうものなら嫌われてしまいがちなのが現代です。
みんな、心の奥底では嫌われたくないから強く言わないですよね。
それよりか、やさしい人に見られたい。
これ、人として当然の心理だと思います。
しかし、警察官となるとそうも言っていられません。
ちゃんと人のことを叱るときは叱らなければなりませんし、大きな声を出さなければいけない状況もあります。
「嫌われるかも…」なんて心配している場合じゃないんですね。
もちろん、やさしくて笑顔で、善良な市民に安心感を与える存在になることはとても重要です。
その上で、立場や役割が変われば、自分の気持ちと表情、行動を切り替えていく必要があります。
まるで、役者のようです。
「役になりきる」と考えてもらった方が良いでしょうか。
危険を防ぐために、時には大声を張り上げてでも人を制止する。
犯罪者と膝を付き合わせて向かい合い、更生してもらうために取り調べをする。
タバコを吸ったり、お酒を飲んでいる少年がいれば、将来の話をして不良行為を戒める。
なにも「いい顔をするだけ」がやさしさではありません。
社会のため、安全な暮らしを支えていくためには「厳しい顔」や「怖い顔」をするのも大きな意味で捉えるとやさしさのひとつになってきます。
ぜひ、あなたなりのやさしさを体現できる警察官を目指してくださいね。
それでは、今日も1日、頑張っていきましょう!
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?