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警察官になると変わる目線
おはようございます🚔
今日は「警察官になると変わる目線」について話します。
警察官になると、街の安全安心のために働くようになります。
交番の警察官なら、管轄する地域の地理や、そこで暮らす人たち、お店、会社に詳しくなります。
刑事をやっていると、その地域の犯罪発生率、過去に起きた事件、過去に犯罪を犯して捕まった人の住まいや、防犯カメラの位置に詳しくなります。
白バイ隊員なら、町の交通規制の状況、交通事故や違反の多い場所に詳しくなります。
それぞれの仕事や特性によって、日々目を向けるポイントが変わってくるんですね。
私は刑事をやっているワケですが、町を回っていると、防犯カメラがやたらと目につくようになっています。
きっと、頭がそれを覚えるようにインプットされてしまっているんですね。
なので、とある地域で事件が起きたとなると、
「あの地域は、あそことあそこにカメラがあるな」
「犯人が通りかかるかもしれないから、早めに映像を回収しよう」
ということが、勝手に頭の中で考えられるようになります。
実際、町中を回っているときにキョロキョロしてカメラに目をやってしまうので、少々不審ではあるのですが、これは一種の職業病みたいなものだと思って諦めています。(笑)
この話が警察官志望者の方にどう役立つでしょうか。
それは、志望者の方が警察官目線でまわりを見られるようになるといいと思っています。
先ほど挙げた例のように、町を見回って気付くところがあるということは、「その町の抱えている欠点(弱点)」を見つけることもできるからです。
ここは防犯カメラの数が少ないから、犯罪が起きたときは大変かもしれない。
この地域は外国人が多く住んでいて、実態が把握しづらい。
このような特徴、欠点が見えてくると、その対策を考えられるようになります。
これは警察官採用試験も同じです。
試験について考えたり、勉強を深めていくことで、自分の欠点、特徴を理解することができます。
あとは、警察官になるために、その欠点をカバーしつつ、長所を伸ばしていけばいいだけです。
ですから、警察官を目指すあなたも、ぜひ警察官になったつもりで「私ならどこに目を向けるだろう」と思いながら町を歩いてみてはいかがでしょうか。
きっと、面白い発見があるはずですよ。