時間制限との向き合い方
おはようございます👮
今日は「時間制限との向き合い方」について話ます。
採用試験では、教養試験や論作文試験で制限時間がある中で課題と向き合っていきます。
慣れていない人が試験を受けると、制限時間内に問題を解くことができなかったり、論作文を書き切ることができなかったりするでしょう。
これを乗り越えるにはどうすれば良いのでしょうか。
ここに関しては、経験値を積んでいくことと、その経験が将来に役立つことをイメージすることが大切です。
たとえば、自分で時間を測りながら問題を50問解いてみる。
1時間測りながら論作文を書いてみる。
こうすることによって、制限時間の内に問題を解く感覚を鍛えることができます。
多くの人がやってしまうのは、時間を決めずにダラダラとやり続けてしまうことです。
ここに制限時間を設けることで、試験の環境を擬似体験することができるんです。
あとは、時間制限のなかで一定のことをやることについて、将来どう役立つのか考えてみましょう。
たとえばですが、僕たち刑事は、犯罪捜査をする中で裁判所に「逮捕状を出してください」と請求することがあります。
逮捕には3種類の種別があるのですが、「緊急逮捕」という手続きは、犯人を逮捕した後、約3時間の内にこの逮捕状請求を行なう必要があります。
この限られた時間の中で、事件の証拠になる書類を用意しなければなりません。
そうするとなにが必要か、どうすれば効率的にできるかを考えながら捜査員たちが必死に手を動かしていきます。
特に事件のプロたちは、「時間に間に合わなかった」という失態を冒すことができないので必死です。
これも元を辿っていけば、受験者の頃に時間制限がある中で問題を解いてきた経験が活きているんです。
ですので、皆さんも警察官になる前から、警察官として必要な力を付けていっていると思って頑張ってくださいね。
必ず、今の努力が将来に役立つということを忘れないでください。