デキる警察官は口が立つ
おはようございます🕵️♀️
今日は「デキる警察官は口が立つ」というテーマで話します。
これは僕が実際に警察官になって15年以上、自分が仕事をしたり、周りの同僚警察官を見てきて感じたことです。
仕事ができる警察官は口がうまい。
こうやって聞くと、なんだか「言葉巧みに相手をダマす詐欺師っぽい」というイメージを持たれるかもしれませんが、そんなに悪いイメージではありません。
良いイメージの言葉で言えば「プレゼンが上手い」ということが挙げられます。
たとえば、自分のやりたい仕事を上司に説明して、上司からOKをもらいたいという時も、「どうやったら上司が喜んでOKを出してくれるか」ということをしっかりと押さえたプレゼンをやっています。
警察24時に出てくる交通違反を取り締まる白バイ隊員も、どんな相手だろうがひるまず、恐れずにコミュニケーションを取って最後は納得してもらった上で違反処理をします。
刑事というお仕事でも、被害者から聞いた話をわかりやすくまとめて説明したり、加害者を説得して、自供を得たりしています。
どんな人にも、優秀な人に共通しているのが「口がうまい」という要素です。
ただ、ひとくちに口がうまいと言っても、そうなろうとすることは簡単ではありません。
まず、相手が言うことに対してうまい切り返しができる「回転の速い頭脳」が必要です。
そして、その頭脳の良さを活かすための「語彙力(ボキャブラリー)」が必要ですね。
いわゆる、言葉の引き出しをたくさん持っておくことで、相手の言葉や考え方、価値観に応じた返答を返すことができます。
そして何より、コミュニケーション力ですよね。
これは言葉で話すだけでなく、仕草やリアクション、表情、また相手の話の聴き方、雰囲気作りなど多くの要素が絡み合ってきます。
相手が話しやすく、またこちらの話も聞いてもらえる環境をしっかりと整えて会話することがとても重要になってきます。
この辺りも、デキる人は無意識にやっていて素晴らしいなと感じます。
みなさんもぜひ、口がうまい警察官になって、より高く評価される仕事に取り組んでもらいたいなと思います。
たくさんの人と関わる警察官というお仕事だからこそ、いろんな人と楽しくコミュニケーションの取れる人柄を目指していきましょう。
そうすれば、人生も仕事もより楽しくなり、充実した警察官ライフを送ることができますよ。