働き方に効率を求めた方がいい話
おはようございます👮♂️
今日は日曜日なので、日記のようにダラダラと日頃感じていることを書こうと思います。
ちょっとだけ、グチっぽくなるかもしれません。
警察官というお仕事をしていると、どうしても使命感に燃えて周りが見えなくなりがちです。
自分のポリシーがあるからこそ、目の前の仕事に100%を投入しようと頑張ります。
その結果、仕事へのこだわりが生まれて、24時間365日、仕事のことばかり考えてしまう警察官が多いです。
もう少し具体的に、どういう状態かというと、仕事と休みのメリハリがつけられない状態です。
効率というものは無視して、一見して無駄だと思える作業も「必要だから」と頑張ってしまいがちです。
これ、実は20代の頃の僕でした。
警察官という仕事の責任の重さや、使命感の強さから「休んではいけない」という気持ちが芽生えてしまうんです。
実際に、その当時の僕の周りの先輩たちは毎日休まず出勤して、「仕事=人生」というライフスタイルができあがっていたんですね。
その頃の僕は結婚もしていたので、家族のことは常に後回し、何があっても仕事優先という状態でした。
それが自分に合ってるという人もいるのですが、僕は違いました。
奥さんが、子どもが悲しむ姿に耐えられませんでした。
そこから、僕の働き方が変わります。
家族の時間を大切にするためにも、仕事の効率を上げることに集中しました。
無駄を極力削り、しなくてもいい残業を減らし、休日出勤もなるべくしないように心がけました。
それでも、やらなければならない時は当然あるので、残業がゼロになるという訳ではありません。
しかし、残業の多い、そして3K(苦しい・汚い・臭い)が揃った刑事のお仕事をやっていながら、家族との時間をちゃんと持つことができるようになってきました。
警察官というのは、とてもやりがいがあり、責任の重い仕事です。
みなさんの志望動機を添削して、本当にすばらしい熱意を持った若者たちだなぁと僕自身が感動することが多いです。
しかし、警察官という仕事だけに人生を染めるのも「ちょっと待った」ということが伝えたいです。
家族との幸せや、みなさん個人個人の幸せも優先していい。
むしろ、それがベースに無いと警察官としても良い仕事に繋がらないと考えています。
わがままかもしれませんが、それでも上等です。
自分のなりたい人生、なりたいライフスタイルを叶えるために。
コツコツ、前を向いて頑張っていきましょう。