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バーチャル若大将、すごいな。
その内、犯罪を生み出すAIやロボットだったり、ロボコップが出てくるのは時間の問題だなぁ。
先日、24時間テレビで若大将こと加山雄三さんが後世に自身の分身を残そうと、「バーチャル若大将」の製作に取り組まれたという企画を見ました。
CGで特定の人物の外見をそっくりに作り上げ、モーションキャプチャーで動きを付ける。
音声はその人物の声を録音する。
決まった文章のとおりに声を発せさせることができる。
できあがったバーチャル若大将に歌を歌わせることだって現時点で可能。
湘南乃風とコラボしているのを見て、若大将が画面内で大きくなったり、小さくなったり。
まさに変幻自在のキャラクター。
技術の進歩に感心するのはこのくらいにして、ちょっとだけ未来を予測。
今回のように、バーチャル世界に「人物のコピー」を作れるようになった。
これが当たり前に普及し、さらに機械学習技術が向上してAIの性能も上がる。
言うなれば、その人の思考をコピーできるといっても過言ではないでしょうね。
もしかしたら、その人の思考を超えてAIが成長してしまうかもしれない。
そんな時代がやってきた時、犯罪情勢はどのように様変わりするでしょう。
現代はネットで顔が見えない中、人が人を平気で誹謗中傷することができます。
数多くの誹謗中傷によって、人が命を絶つ事態も起きました。
「誹謗中傷は良くない」という人も大勢いる中、そんな世論を気にも留めず、快楽のまま、見えないところから石を投げつける人もまだまだたくさんいます。
リテラシーどうこうよりも、モラルハザードが止まらない。
まぁ、それはリアルの世界でもなくならないように、人が人をコントロールできないように、仕方のないことなのかもしれません。
しかしこれが、バーチャルの世界で発展するとどうなるでしょう。
画面の向こうに人はいなくなり、AIが人を攻撃するかもしれない。
言葉で、動作で、映像で。
バーチャルに作り上げられた犯罪者が生まれてしまうかもしれない。
いや、犯罪AIとでも呼ぶのでしょうか。
IOTにより、インターネットはモノと繋がるようにもなりました。
ここも見逃せない。
ネット経由で物が操作できる。
さぁ、ハッカーが暗躍して、悪意あるAIを誕生させるのか。
それに対抗するホワイトハッカーが養成される環境がもたらされるのか。
いずれにせよ、この先、未来はモノを取り締まりの対象とする時がくるかもしれません。
ここ30年で世界が変わるほどの発展が見られています。
この勢いだと、10年後だってどうなっているかわかりませんよね。
機械やネットに詳しくない世代が、訳も分からず"便利"を超越したバーチャルな世界とどう向き合っていくのか。
いや、そもそもその時代の法律体系はどうなっているのか。
バーチャルな若大将が暴走してしまった場合、どう取り締まっていくのでしょうか。
ケーブルを抜く?ネットを遮断?コピーによる増殖を防ぐことは可能?
いずれにしても、こうした情報やネットリテラシーの格差がこの先広がっていくことはどーうやっても明らかですね。
知っておかなければ生きていけなくなる知識は山ほどある。
「知らないは損」レベルでは済まなくなってきますね。
今のうちに、頭をコネコネして柔軟な発想力を身につけておかなければ。
バーチャル世界に分身を残すことは、その人を医療以外の面で、生かす手段ができるということ。
物理的な人口が減っていく中で、バーチャルな人口はちょっとずつ増えていく訳ですね。
変な話、吹き込む情報次第によっては、死んだ人を蘇らせることもできるようになってしまうかもしれない。
まだまだ先のことなのでしょうが、24時間テレビきっかけで、こんな未来について考えてしまったのでした。
未来の警察官は、先輩警察官が教えていくには必ず限界がやってくる。
だから、組織の外から警察官を育てる環境が構築される必要があるよなーと、ひしひしと感じています。
そのために自分が今、何をするべきなのか。
何ができるのか。
しっかりと考えて、前に進んでいきたいと思います。
※最後までお読みいただき、ありがとうございます。
筆者は、将来警察官になりたい、また警察官になって間がないという方を応援しています。
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