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未来を祈るより現在を発信する
急遽、夜の撮影がリスケになったので、久々にエッセイ的な記事を更新します。
2017年、僕の中で理想と現実の狭間でずいぶん悩んでた時期がありました。その頃にチームで作った歌の歌詞とか、もろに反映されてたりしました。
“僕らの現実 僕らの夢 まだ見ぬ日々を探して/雲の向こうはいつも青空 そう信じていたいな/誰かの現実 誰かの夢 忘れ物まだ探して/雲の向こうはいつも青空 そう信じてみようよ” (XOX『WE ARE』)
考え込んでも嘆いても何も現実は変わらないことはわかっていたので、僕が決断したことは初心に戻って発信をすること。思ってること、感じてること、自分が今までやってきたこと、全部ちゃんと自分の言葉で発信し直すことで何かが変わるし、自分も変わるはずと思ってた。
そう、初心。初心に戻ってひたすら発信し続けること。
社会人のスタートだった出版社で雑誌がなくなったときも、自分の未来を祈るのではなく、未来の自分をつくるために発信し続けた。
タレントでもモデルでも有名なビジネスマンでも何者でもない自分が、ツイッターのフォロワーが少しは増えた。わずかだけど、自分の知らない人が自分のことを知ってくれるようになった。
初心に戻って、やろうと決めたことは、noteで記事を書くことでした。
11月10日にnoteの毎日更新を宣言してそこから5ヶ月くらい、ほぼ毎日更新してました。今はクオリティー担保のために週3本くらい。最初の頃に書いた文章とか、今読むとなんだか恥ずかしいなぁ笑。言いたいことはあるんだけど、文章にしたときに内容が劣化してしまうという基本的な書くスキルの無さに苦しんでました笑。
noteを中心に発信し続けることで、明らかに僕を知ってくれる層が変わってきました。元々の僕のフォロワーさんって読モファンの若い子達が圧倒的に多かったので、noteの長文をツイートすると「突然この人は小難しい話を投稿し出したな」って感じでフォロワーが減っていくという笑。頑張って書いた文章でフォロワーが減る悲しさ。
それでも発信し続けることで、3月くらいからちょくちょくインフルエンサー・マーケやブロガーの人たちやウェブ界隈の大人たちからフォローされることが増えてきました。
あとラッキーだったのが、僕がその昔に貢献してきたファッションチームというカルチャーの中にいた子達が、歳をとって大人になりインフルエンサー業界やスタートアップ界隈で働くようになったこと。
フォローしてくれる人達が増えたこと、昔絡んでた人達と別の形で関われるようになったこと、それがシンプルにうれしかった。
最近のツイッターのアナリティクス機能を見てみると、
ちょっとづつフォロワーも戻ってきて、いろいろビジネスチャンスも広がってきました。
noteで発信し続けることで、登壇イベントにも呼ばれるようになりました。
これからも増えそうです。メディアからの取材も来たりだとか、何者でもない僕ですが、それなりにビジネスとしても業界の未来のためにも貢献できるのかなっていう予感がちょっとだけしてます。
うん。困ったときは、『未来を祈るよりも現在を発信すること』が、僕の座右の銘になりそうです。