2つの生き方と人生で大切なもの
日曜に久々にゆっくりと一日休暇が取れたので、月曜から仕事やる気満々になってます。バリバリやろう。
この前、学生時代の友達と会ってご飯を食べたんだけど、その男は簡単に言ってしまうと地位や名誉よりも“生活の豊かさ”を重視してきた。仕事はいわゆる9時~17時の勤務タイムのものを選んで、17時以降の自分の人生を大切にしてきた。海の近くに住んでたし、趣味の音楽を思いっきり楽しむためにわりとうるさくしても苦情が来ないマンションを選んでた。すごく細かいけど、朝のコーヒータイムは決して急ぐことなく、手動のミルで好みの豆を挽いて、朝の空気をコーヒーと共に楽しんでから仕事に行った。
たまに、彼の家に遊びに行くと、生活の豊かさよりも地位や名誉や給料を選んだ自分にはすごく新鮮だった。毎日、死ぬほど働いて夢を達成していくのもそれはそれで楽しかったけど、違う生き方を目の前にすると「こんなに自分は消耗してたんだ」って気づいた。
たぶん、生活の豊かさを選んだ男も同い歳の友人たちが仕事でバリバリと成果を残していってる姿をうらやましくも思ってただろうし、変わらない毎日に飽きちゃう部分もあったと思う。飽きたら飽きたで、今の生活を捨てて、仕事をまたバリバリとやっていけばいいと思うし、逆に僕も消耗しつくしてしまったら仕事をやめて、生活の豊かさを優先するのもありだと思う。
戻れない人生なんてないからわりと深刻に考えないようにしてるし、極端に豊かさに寄るか地位や名誉に寄るかってわけでもないと思うから、自分のバランスを追及していくのが大切だと思う。
BOSEのかなり良質なヘッドホン(いただきもの。自分じゃたぶん買えない値段のやつだと思う)で大好きな音楽を聴きながら通勤してたら、少し豊かな気持ちになって、仕事のパワーが漲ってきたからそんなエッセイ的なものを書いてみた。
うん。自分のバランスを追及していくことと、深刻に考えすぎないこと。
この2つが人生において大切なことだと思う。