2025大河ドラマ*第一回感想
大河ドラマ大好きです。
歴史も好きです。
昨年の大河ドラマ「光る君へ」は最高でした。
なぜなら、私、平安文学専攻、源氏物語研究の卒論書いた程度の平安文学、平安朝好きなので。ちなみに主に人物論の視点で研究しました。
「光る君へ」のことを書き出すと止まらないので。ここはひとまずストップ。
「べらぼう」です。
第一回結論。
「楽しみ」「期待大」「きっとそのうち心をえぐられ、重しを乗せられ、共感とカタルシスの渦に巻き込まれそう」
結論の根拠は、何よりも脚本家が森下先生ということが9割を超えますね。
直虎では、最初のなんなくうっすら流れる「おとわ万歳」な雰囲気が苦手だなあと思ったのですが。
築山殿の生涯の描き方や、高橋一生の小野の最期とそれにかかわる直虎の小野の命を懸けた思いへの応え方とか、しびれました。
また途中から、ほぼほぼ直政を軸に物語が進んでいきますが、それも、自然でした。史実を基にした物語として、また、「大河ドラマ」として成立させる手腕が見えて、すごい脚本家だと思ったからです。直虎を超人的に無理やり主人公として活躍させないのは、信頼できました。でも、きちんと物語でした、直虎が主演の。後半は、「直政を表舞台に立たせつつ、井伊家を盛り立てることを考える柱」として直虎が機能していました。それも、結局は、幼馴染3人の関係性が根っこにあるということを視聴者が知っているからで、それもすごい。
明朗快活、ポップな雰囲気なのに、とてつもなく血なまぐさい物語。毎週楽しみに見たいと思います。
「べらぼう」楽しみです。