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世界一周から帰国して
この記事は私が2023年8月、世界一周帰国後に書いたものです。ずっと下書きにしまっていました。
この文章から理想の自分像と葛藤しているのが伝わると思います。
私は今コペンハーゲンでワーキングホリデーをしています。1年前はここで生活しているなんて思っていませんでした。人生って面白いですね。
お金は返ってきても、時間は帰ってこない!来年はどこで何をしているんでしょう。
ただいま!
7月31日に世界一周から帰国しました。楽しかった〜。まずはその一言。行きたいところが多すぎてほとんど毎日移動するペースで、ゆっくりまったりする時間はそんなに取れなかったけど大満足です。最初は全然自信がなくて話せなかった英語も後半戦ではだいぶ話せるようになって、嬉しかったな〜。
英語に関してはやはりフランスで参加した3週間のワークキャンプの影響は本当に大きいと思う。あの3週間の共同生活がなければ、もっと話させるようになろうと思わなかっただろうし、遠慮してちゃダメだって思えた。
ニューヨークでたぶん脱水で痙攣起こして救急車にのるハプニングがあったり、その後のメキシコシティでも上手く呼吸できなくて病院連れて行ってもらったり、サンフランシスコでも体調悪くなったりしたけど、どんな時も人に助けてもらってなんとか生きて日本に帰ってくることができた。
特にサンフランシスコで会ったフランス人が印象的で名前は忘れてしまったんだけど、「寂しそうな悲しそうな顔をしているよ」って笑ってよ、って言葉が本当に心に残った。ヨーロッパ編でももちろん上手くいかないこともあったし大変なこともあったけど、上手く気持ち切り替えられていたよな〜って。そのフランス人の言葉聞いて私笑えてないんだって。こんなに楽しい時間過ごしてるんだから笑おうって元気付けられたんだよね。それからロサンゼルスに行ってからは気候があっていたのか息もしやすくなって、ディズニーに行けるほどに回復。サンタモニカも最高だった。
この旅を通して、私は場所に呼ばれる感覚がすごくあって。出発前からここに行きたいな〜ってところはリストアップしていたけど、実際に旅に出てからは正直リサーチして、観光しての繰り返しで結構バタバタで。それでもこの日程でここに行こうかな〜とか、そこで出会う人とか本当に恵まれていたし、タイミング今だったんだなって感じることがたくさんあって。引き寄せの法則の力を感じました。
世界と自分を知る
正直この3ヶ月で何が成長できたかわからない。悔しいことに。出発前に目標を立てていなかったこともあるけど、何ができるようになったのかな。カルチャーショックを受けたことあったかなって。毎日刺激が多すぎてそれをちゃんと受け止められていたかなって。もっとゆっくり自分の気持ちと向き合う時間を設けてもよかったんじゃないかなって。
少しは英語を話す自信は持てたし、聞き取る力も付いたと思う。日本の歴史や日本語の意味や漢字をもっと勉強して、それを英語で伝えられるようになりたい。言葉で伝えるのが苦手だと思えばアートで伝えられるようになりたい。遠慮なんかしてる暇なくて、人生は早い者勝ちだから積極的に自分から手上げをしなきゃ埋もれていくだけ。
その分野の自信なんてなくてもとにかくやってみることが大事。行動してみることでその先でまた人に出会えたり、次のヒントがある。ワークキャンプで出会ったMJは実際にみんなに声をかけてヨガレッスンをやってた。私はみんなに声をかけられずにひっそり折り紙を折ってたし、なんならワークキャンプ仲間のエラやミシェルの方が折り紙するの上手だった。筆ペンで字を書くのも躊躇っていたな。
ディズニーでプロジェクションマッピングを見て、やっぱりこういう仕事がしたいって思った。人をデジタルの力で感動させたいって。いつかチームラボとディズニーと仕事ができる人間になりたい。
私の旅のやり方
この旅を通して、成長できたかなんてわからない。でも後でやろうと思って良いことはないって学んだ。嫌な面倒なことは先にやった方が楽だし、あとでやらなきゃって頭の片隅にあるのは結構辛い。とはいえ日本に帰ってきてからその癖が再発してます。
帰国してから自分の好きなように時間を使って、起きる時間も出かける時間も日中過ごす時間も寝る時間も自分の気ままに過ごせるのは心地よかった。その日の気分で行く場所変えたり。段々と人と過ごすのが億劫になった瞬間も多々。
観光はその土地のモデルコース探して、ここは行った方がいいってところは抑えたけど、途中で私の旅のやり方はこれでいいのかなって。そんなものに縛られないでもっと気ままに動いてもいいんじゃないかなって。
あとはフランスのボルドーで会ったちさえさんも印象的で、自分が英語を話せないとか関係なく、ノートに色々フランス語を書いていってデジタル媒体に頼らないで積極的に話してて眩しかった。私は1ヶ月旅してそんなこともできてなかった自分が悔しかった。
私は知らない人に話しかけて写真撮らせてもらうとか勇気なくて、断られたらどうしようとか思ってできなかった。ださいなあ。
私について
ワークキャンプ中にみんなから私はありがとうとごめんなさいが多すぎるって言われた。無意識だったし日本にいたら気がつけなかったと思う。なんでかなって。
みんなみたいに私は自分を強く持つことができなくて、これ言ったらどう思われるかなとか、これは言わない方がいいかなとか、嫌われるのも怖いし、傷つけるのも傷つけられるのも怖かった。
結局他人の顔色窺って本当にださいな。それが現状。今やっと現状を理解できたから。ここから自分がどんな人になりたいのかステップアップをする時。
人に嫌われても良いから嘘をつかないで言いたいことをちゃんと言う。
この人になら言っても大丈夫という関係性を作るのを待つんじゃなくて、もっと自分から遠慮しないでガツガツ行く。
どう配慮したって傷つけてしまう時はあるし、傷つくときもある。ちゃんと自分のことを大事にして、自分のことを下げすぎない。自分から市場価値下げるとかもったいないよ。
優しさと遠慮は違うし、遠慮と配慮も違う、遠慮と心遣い・気遣いも違う。
もっと自分のこと第一に考えていいんだよ。
私は極度に話し合いとか衝突を避ける癖があるから、これからはちゃんと向き合うこと。
それって怖いよね。わかるよ。
自分の気持ちを話して受け入れられない時とか突き放されたりとか。
そんな思いするくらいなら、相手に寄り添った方がマシって思うかもしれないけど、いずれ辛くなるかもしれないから。
大丈夫。
良い友達に恵まれたんだから辛くなっても笑わせてくれるよ笑。
泣きたい時は泣いていいし、辛い時は辛いって、寂しい時は寂しいって言っていいの。それを言葉にしてしまったら、って思うかもしれないけど大丈夫。
そんなんで壊れる関係性ならそれまでだってことよ。ってわかっててもね。
かっこつけちゃうよね。わかるよ。
少しずつで良いから私を大事にね。
流されないように芯を持つってすごいことだけど、私はまずは私を一番に考えるってまずはそこからで良いんじゃない。
例えば帰りたかったら帰って良いし、そこからやってみようよ。
時間は戻ってこない、お金は戻ってくる
さて、世界一周の話に戻って。ワークキャンプ中は各国の学費の話をしたり、仕事の話をしたり、性の話をしたり、文化の話をしたり。その前後の一人旅もなんで旅してるのかとか仕事の話とか、これからの将来の話とか。
とにかく時間は戻ってこない。お金は戻ってくるけど。今を大事にね。
なんで世界一周したかったんだっけ?
去年ドバイとジョージアに行って知らない世界ってこんなにあるのか、こんなに世界って広いのかって思った。その後8月に富士山に登ってやりたいことリストが叶って、次のやりたいことリスト叶えようって。それが世界一周だった。今回はアジア、アフリカ、ラテンアメリカに行けなかったから世界一周と言い切って良いのか不安になってきてる。だけどまた行けば良いじゃん。
今回行ってみてお勧めされた場所もあるし、もっと知りたい行ってみたい欲があるから自分に時間を使えるうちに行っちゃお。
なんで3ヶ月だったのって。今思えばもう少し帰国遅くても全然大丈夫だった気がする。とはいえ私には3ヶ月がちょうどよかったのかなって思う。あれくらい予定詰め込んでた方が合ってるのかなって。それにまた行きたいとか、今回行けなかったから次行った時に行こうとか思う場所もたくさんある。
今すぐサンセバスチャン行きたい。
私は私が決める
自分が選ぶものを全て正解にするしかないから不安な毎日。今世界一周に行ったことに自信を持って行ってきたって言えなくなってるださい自分がいる。
それはほぼヨーロッパに行って主要なところにしか行ってなくて、コアなところに行ってないから。
でもさ、そんなこと関係なくない?
自分が世界一周したって思えばそれは立派な世界一周だから自信持って大丈夫だよ。