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エンターテイメントの「ワクワク」に触れる【THE DANCE DAY】

本日2022年5月18日、日本テレビで行われたダンス日本一決定戦「THE DANCE DAY」。夕食のお供になにげなく見始めたのだが、久しぶりに長時間テレビに釘付けとなった。

プロアマ関係なく、「どれだけ観客を楽しませられるか、会場を沸かすことができるか」を審査基準としたこの大会は、素人の私が見ても非常に楽しめるものだった。総エントリー967組の中から決勝に残った5組のジャンルが見事にバラバラだったことも、興味深かった。ダンスひとつとっても、様々なエンターテイメントの形があるのだと。

ボーカロイド曲『ラブカ?』に乗せて踊られる社交ダンスの”Sota&Anri"、玉置浩二の『田園』と共に送る学ランに身を包んだ”青春応援団 我無沙羅”の乱舞、バブリーダンスで世間を賑わせたakane振付の"アバンギャルディ”による『2億4千万の瞳‐エキゾチック・ジャパン‐』、コロナの終息を祈るメッセージをストーリー仕立てで表現した”K fam”。

そんな十人十色の決勝進出者の中から見事優勝を勝ち取ったのは、4人の黒子と1人のダンサーから構成された”KUROKO”だった。

”ダンサー”のGENDAIさんの動きに合わせて周囲のイスや机や段ボールがアニメーションのように動く―4人の黒子が動かしているのだが―画期的なダンススタイルは、初めてミュージカルを見た日ような、ワクワクとした感動を私に思い出させた。
予選のパフォーマンスでは幾度も想像を超えてくる発想の柔軟さに思わず笑い声が漏れ、決勝のステージが終わった頃にはすっかり彼らに魅了されていた。自宅にいるにも関わらず、画面の向こうへ心からの拍手を送った。

「素敵な作品を見せてもらった」そんな思いだった。

長く続くマスク生活の中で、一時は姿を消さざるを得なかったエンターテイメントも、徐々にまたもとの姿で、あるいはまた新しい形になって、私たちに楽しいひとときを届けてくれる。
これからもまた新たな「ワクワク」に出会うべく、たくさんのエンターテイメントに触れていきたい。


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