【読書メモ#1】ゼネコン5.0
読んだ本
ゼネコン5.0 SDGs、DX時代の建設業の経営戦略 アーサー・ディ・リトル・ジャパン 古田 直也,南津 和広,新井本 昌宏
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まとめ
何が書かれているか
コンサルティングファームの著者がゼネコンから建築業界・土木業界を分析して、現状、これからどうしたらいいかが書かれいる
何が学べるか
日本の建設業界の特異性。
歴史の中で建設業がどうやってこのような形になったか。
他業界、特に同じものづくりの製造業、との比較。
海外との建設業界の比較。
⇒上記分析の結果、現状の問題に対して、SDGsやDX時代をどういう形で取り入れていくべきか
誰におすすめの本か
建設業界の中にいて、中堅以上の社員におすすめ
建設業界の中身がよくわかっているけど、何か現代社会の中で抱えている問題、客観的にどうなっているのかというのが非常にわかりやすくまとめられているため。
感想
建設業界の問題点を客観的にデータ等に基づき分析対策がまとめれられていて、非常に参考になった。建設業界にありがちなのは「DX技術を使うと問題が解決されます」みたいな断片的な情報の書籍が多く、また業界としてこうなっているという本が多いが、ゼネコンと特異な存在から建設業界を見て、より具体的に建設業界の情報が整理されいてると思う。具体例もあるあるーという内容が多く、建設業界で働いている人は是非一読すべき本だと思う。