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クラウドファンディングの大前提

プロデュースしているアイドルグループ、PUPUPU81(ぷぷぷエイトワン)クラウドファンディングで目標金額(50万円)の500%超を達成した経験から感じた、クラファン企画をする上での大前提についてです。

あくまで僕が感じたことでこれが正解ではないです。また、HowTo記事ではないので、ここではざっくりと概要をつづります。文字数は1,200字ちょっとです。

クラウドファンディングの大前提

・絶対的にやりたいことがある
・ファンがいる
・頑張る覚悟

絶対的にやりたいことがある

当たり前ですが、これは絶対的大前提です。これが無いと始まりません。

PUPUPU81の場合は、2018年9月に満を持して開催したワンマンライブが巨大台風の影響もあって不完全燃焼になってしまったことが大きなキッカケとなりました。
メンバー(+運営)に「次回はワンマンを大成功させたい!」「デビュー3年で武道館という目標に向けてステップアップしたい!」という今まで以上に強い動機が芽生えたことが今回のクラウドファンディング開催の原動力でした。

クラファンはあくまで手段なので、それを使って"何を成し遂げていきたいのか"、ここを明確に持つことが大大前提です。

ファンがいる

クラファンをする人やサービスにちゃんとファンがいることが大前提です。

クラファンで全くの新規のファンを作ることはほぼ無理です。
人心掌握の天才であれば別ですが、限られた開催期間(CAMPFIRE最大80日、Makuake最大120日、SILKHAT不明)の中でファンを作って支援までしてもらうのは相当ハードルが高い。

クラファンの支援者は7〜8割以上がファンです。
ですので、もしファンがどれくらいいるのか不明瞭であれば、プロジェクト(クラファンの企画のこと)公開までに掘り起こして、キチンと数字で把握しておく必要があります。

PUPUPU81の場合は、いつも応援してくれているガチファンの数をおおよそ把握できているので、彼らにこのクラファンを楽しんでもらうことを前提に企画設計していきました。

頑張る覚悟

クラウドファンディングは人様に応援、支援してもらうものです。

そのためには、緻密な設計と入念な準備、公開から終了までの誠意ある対応、終了後の熱いリターン、と数ヶ月に渡り走り続けることが必要です。

その頑張りは熱量としてファンに確実に伝わります。伝わればファンは嬉しいし、プロジェクトも盛り上がっていきます。そうすると成功角度も上がりますし、仮に目標金額に届かず失敗に終わったとしても、ファンに伝わった頑張りはブランディングとなり、今後の活動に活きるでしょう。

逆に、頑張る覚悟が無いのであれば、ブランディング的にもマズいので、クラファンはやらない方がいいと思います。


以上がクラウドファンディングの大前提です。
次の記事ではクラウドファンディングの3大ポイントについて綴ります。
ありがとうございました。

クラウドファンディングの3大ポイント

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駒井 大毅(こまい だいき)
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