バリ生夏企画2021 ぷちに出した動画

『バリ生夏企画2021 ぷち』に参加しました。
 結果的に全然ぷちサイズじゃありませんでした。

バリ生とは
・バリバリPがやっているアイマスの創作物を見る生配信
・バリバリPのリアクションと一緒に楽しく作品を見よう!
・数重ねて内輪色が強めになってきてるため初見は注意

 ひとつの作品に対しての感想やリアクションの比重が大きいのがこの企画の楽しいところです。こうしっかり感想を残してくれることは中々ありません。

 元々、工作と題し創作物をMADとかに限らず絵でも写真でも持ってこい!というスタイルから始まったので多種多様な作品が見られます。演奏、歌、踊り、アプリ制作、ビーズアート、etc… コミュニティの都合もあってMADが多めですが。


発表・完成・本番のスピード感

毎年やっているバリ生ですが、今年やることを知ったのはこの放送。

8/25 午後10時から日付変更手前までやっていた配信でチラっと言っていました。そして本番が9/3。スケジュール…おかしくないか?

 今回は急遽開催ということもあって、過去のバリ生の動画の振り返りがメインで、新作には期待しないつもりだったのではないでしょうか。結果的に10本以上来たんですけど。

 今回私は8/29に提出を終えました。
企画のツイプラがこの後に出るという逆転現象…。締切は8月中と聞いていたので急いだのですが、そうでもなかったぽいです。

・企画を知ったのが8/25
・動画が出来たのが8/29
・放送本番の日付が9/3
なんたるスピード感ですか…。
 ですが、このツイプラで存在を知った人は平日5日間で作る必要があったので私はラッキーな方でした。
 私、90枚くらい手書いたツチノコさんが一番凄いと思います。

本題に入ります

 今回は動画3本提出したので、その3本について簡単に書いていこうと思います。

1本目 「無限未来」

画像2

 最初に構想にあったのはこの動画でした。
 制作期間が極めて短いことを考えて、単純な動画の切り貼りのMADが最有力。切り貼りMADはこだわり方が分からずに、すぐ完成にしちゃうんですよね。だから制作期間は短くなりがちです。

 旬な動画である「コンセプトムービー『VOY@GER』」を素材にして動画を作ろうという発想がまずありました。

【アニメ】アイドルマスターシリーズ コンセプトムービー2021『VOY@GER』【アイドルマスター】

 映像の雰囲気的に合いそうなperfume曲が記憶の中で2つあり、実際に軽く聞いてみて、より雰囲気に合う「無限未来」をチョイスです。
 以前「FLASH」でもMADを作ったのでちはやふるをコンプしてますね…。

FLASH:映画「ちはやふる」主題歌
無限未来:映画『ちはやふる -結び-』の主題歌
flash【村上巴】2020/1/31投稿

 錦織監督のメッセージにもある通り、このムービーのテーマが「未来への航路」です。無限の未来にひた進んでいく「無限未来」とは曲のイメージから何までぴったりです。そりゃ合うわけですわ。

【YouTube】錦織監督からのメッセージ到着!アイドルマスターシリーズ コンセプトムービー2021『VOY@GER』公開【アイドルマスターチャンネル】 

 颯と透の出番が多い気がするのはたぶん気のせいだと思います。ええ。

 ちなみにこれ作った後にデレステ6周年PV、MV、CMと色々ありましたね。どちらも宇宙絡みなので、これを題材にした作品が上がれば、若干被るんじゃないかという心配もありました。
 むしろ自分で作ってやろうという考えも過りましたが、被る可能性を考えたら無理して参入することもないか。という考えでパス。
 結果的にはどちらも良い方向に転がった気がします。

 少し演出的な話もしましょうか。こちら元のPVには「レターボックス」と言われる上下の黒枠が入っています。元のサイズが1080p、私の動画は720pなので無理に拡大しなくても画面いっぱいに表示できるんですよね。それを利用して今回は画面いっぱいに表示してます。
 入りは雰囲気が欲しかったので、前半は細めのレターボックスを再度被せているのですが、後半は無くして、代わりに星のイメージでスパス式キラキラを下方向にかけています。

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 元々はレターボックスの代わりに上下でキラキラを付けていたのですが、曲やPVのテーマの共通点「無限」に対して枠がしっかり生まれてしまって閉鎖的なイメージが生まれたので下方向のみにしました。

スパス式キラキラ


2本目 「久川凪を増やしてみた【ロイツマ】」

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 真面目なのばっか送ってもなぁと思い、ネタ系の動画を用意しました。
 単品動画はまだ出ていません。出すなら再調整して出すので期待せずお待ちください。

 動画はネギを振るだけシリーズの派生のはちゅねミクを増やしてみたのオマージュです。

はちゅねミクをふやしてみた。

 久川凪でロイツマを作りたい。というのはずっとありました。それこそ、凪が実装されて「凪です。ネギではありません。」という最初のセリフからです。
 ただまあめんどくさいんですよ。製作コストが地味に重くてやる気になれませんでした。ぷちデレラを動かすこと、カメラ制御を使うこと、スクリプト制御を書き書きすること。
 どれもレイヤーをひっ迫したり、動作が重たくなったり、地味な作業になったりして腰が重たかったのです。

 そんな中、[凪が目指す楽園]久川凪のカードがモバマスに来た時、ぷち衣装に「こだわりのネギ」が追加されていました。

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こだわりのネギ

 いざという時にネギ素材を作らなくて済む。その時のために確保しておきました。そのいざという時が今回でした。

 今回はやることが決まっているという点が時短要素となり採用です。
演出は再現重視です。このように。

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 冗長さ回避のためかなりカットはしてます。バリ生ではバリバリPがリアルタイムでリアクションしてくれるので、コメントすることがねぇ…と無言になると心がキュッとなるので、冗長さに対しては敏感になりがちです。私だけ?

 アイディアのひとつとして、「整列していた凪が全員が一斉にカメラの方を向く」といった演出をするために、X,Z方向の増殖も全部スクリプト制御で書いたのですが、思ったより絵面が面白くなくて没になりました。
 今回色んな制御を書いたんですけど、『画像ループ2』を使うなり、画像ループでループしたものを個別オブジェクトにして傾けて、グループ制御傾けて。など、有りもののスクリプトでなんとかなった気がしますね…。結果論ですけど…。

 時間の関係でサボったポイントです。どこがポイントかわかりますか?

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 通常左右の振り向きは髪型は変わらず、画像の小梅ようになるはずなのです。この小梅は以前の動画で作ったやつですね。中々の手間を産むのでシンプルな反転で妥協しました。
 今考えれば、少し楽にこれを実現するアイディアは出てきますね。

3本目 「ぴょいっと♪ハレルヤ!」

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 六回組が好きなのと、セイウンスカイが好きなので同期組と言われる二つを組み合わせました。各同期組についての解説は割愛します。無限になってしまうので。
 文字の装飾とかはウマ娘よりですね。この曲はアニメ「うまよん」の最初期EDなのですが、そこを真似た演出が入っています。

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 こういった、演出を考える時間をカット出来たのも時短ポイントですね。

 さて、六回組の動画では全員を一人ずつに焦点を当てていきたいのですが、今回はこのユニットパートではユニット曲の無い柚が、

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 ソロ曲パートでは、まだ3DMVが実装されていない比奈が割を食う形になってしまいました。まあ、生放送だし…いいか。という妥協の判断です。
 制作期間が短いとこういう妥協の判断が高速になります。まあいいか。と言いまくります。

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 サビ等主軸は2D標準風です。5年くらい大きく変わらない安定の編集方法です。
 見た目可愛くてとても好きなんですけど導入してる人はあまり見ませんね。ほとんど動画を見ていないだけであるのかもしれませんが…。

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 全体的に手癖全開で作っているので演出的にも語るほどのことは無いのですが、あえて言うならここでしょうか。

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 はい、またぷちを動かしています。土煙の演出もaviutlです。
 ですが、これは以前作っていた演出を丸々流用しており、他人の素材を入れ替えただけです。なんにでも役に立つものですね。

 え、この動画の進捗ですか…?

 ……

 あ、ここなんですけど、以前巴合作の告知で使った、動画のフルパスと分割数を与えたら均等な時間で分割表示してくれるスクリプト制御を流用したものです。だからこの動画群、実は1レイヤーなんです!ちなみにこの時フルパスは「\」を「\\」と変えてあげる必要があるので注意ですよ!

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local path="『ここに動画のフルパス』"
local yoko,tate =-1*1280,720
local y_num,t_num=5,5
local totaltime = obj.load("movie",path)
for i=0,y_num*t_num-1 do
obj.load("movie",path,totaltime*i/(y_num*t_num)+obj.time)
obj.draw(yoko*(i%y_num)*0.32,tate*math.floor((i)/y_num)*0.32,0,0.32)
end

 自分用なので拡大率とかにバグがあった気がします。変数の意味も覚えてないです。

動画RTAについて

 今回新規作での参加者はもれなく動画を急いで作る、動画RTAなるものに挑戦したわけなんですが、私はこれ、オススメしませんw

 もちろん、速く作れるのは力ですし、鮮度が命という動画もあると思うので、一概に不要とは言いませんが、ゆっくり作れるときはゆっくり作るほうがいいと思います。後で時間が経って、見返した時に制作時間なんて考慮しませんし、単品の視聴者なんてもっての外ですよね…。楽しいのは作って出す。この瞬間だけかもしれません…。かつて何度か動画RTAをしての経験則です…。

 なんてことを考えていたのですが、実際に放送を見ていたらみんなしっかりクオリティ高いじゃないですか…どうなってんの?時間を理由にクオリティを犠牲にするのではなく、時間の中で出来ることを実現している印象でした。これはいつ見ても恥ずかしくない。愚かだったのは過去の私だけだったようだ。

締め

 改めてバリバリP、長時間の生放送お疲れ様でした。
 多忙の中こう言った場所を作ってもらえることはとてもありがたいです。めっちゃ楽しかったし!
 グダグダな進行も緩い企画もちょっと内輪なノリも?大好きな企画です。(変えようっていうなら変えてくださっても全然いいですからね!!?)
 ありがとうございました!また参加させてください!

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