StartupWeekend仙台 オーガナイザーとして
いよいよ開催が迫っているSW仙台。その準備を進めている中で熱い想いを感じる糸川さんのnoteが投稿された。
イベントレポートはよくあるけど、これは「開催の裏側」を切り取った生々しい内容が描かれていて、オーガナイザーとしてもその場にいるようなイメージが浮かぶ。(特に、オーガナイザーが諸事情で参加できなくなるのは「あるある」で、運営する上での「危機的状況」でもある)
読んでいく中で改めて、
「自分はなんのためにSW仙台をやるのだろうか?」
「何を為したいのだろうか?」
と問いが浮かぶ。
実は、SW仙台は6年ぶりの復活。以前のコミュニティは色々な事情があって途中で活動がストップしてしまっていた。
今回、再開できたのは仙台市がスタートアップエコシステム作りのために毎年仕掛けている「仙台起業家週間」の1イベントにできないかと相談があったことがきっかけになっている。もちろん、自分としてもSW秋田を立ち上げ、東北のスタートアップを盛り上げる上でSW仙台をやりたいと思っていたので、渡に舟だった。
自分が生まれた秋田、予備校時代から長く住んでいる仙台、その共通項としての豊かな東北地方。食・酒・自然・観光など資源に溢れ魅力がたくさんあるが、地域の担い手は減り続け、すでに社会生活がままならない地域が多くある。
子どもの出生数低下も気になる指標だ。
私自身、「娘の生きる世界を明るい未来に期待できる社会に」したいと活動を続けているが、その一つの活動にSW仙台がある。東北地方のスタートアップコミュニティがその「明るい未来に期待できる社会」づくりの一端を担えるのではないか。
そのためには、単なるイベントで開催するときだけ人が集まる会では到底実現できない。
単なるイベントを超えて、コミュニティとして仙台の起業家はもちろん、官公庁、何か自己実現をしたいと思う人、新しいビジネスを面白がってくれる人、そして次世代を担う子どもたち。多様な方が集い新たな可能性をひらく場でありたい。新たなコラボレーションが生まれ続け、コミュニティとして相互学習が深まり続ける場にしたい。
世界のSW、日本国内のSW、その活動を続けている仲間たちの存在が励みになり、この足を止めずに今回こそは仙台にコミュニティを根付かせたい。そして、そのうねりを東北地方全体に拡げていき、東北から世界に打って出るスタートアップを増やしたいし、その誕生を見届けたい。
その連なりがきっと、10年後20年後に「娘の生きる世界を明るい未来に期待できる社会に」繋がっていくと思っている。
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