StartupWeekend仙台コミュニティの休眠状態と復活をまとめてみた
スタートアップウィークエンドは、イベントとコミュニティの2つからなる活動であり、全世界共通で運営はボランティアで行なっている
そして、企画運営は全て各地(市町村ごと)に集まった有志のオーガナイザーチームによって行われるが、中には様々な事情でコミュニティが停滞したり、イベントが行われなくなることがある
それを「休眠状態」と呼んでいる
そんな休眠状態の地域で再びイベントとコミュニティが復活した際のエピソードを書き留めておきたい
【特にこの章を読んでほしい人】
・これからオーガナイザーとして参画する人
・リードオーガナイザーを育てたい/引き継ぎたい人
・コミュニティづくりに関心のある人
【SW仙台コミュニティの場合】
・休眠状態になった要因
オーガナイザーのメンバーが固定化し、参加者も多様性が失われたことと、広報の行動量不足
オーガナイザーチームのやる気の低下
・休眠状態から復活した要因
他地域で経験を積んだオーガナイザーと多様な年代・バックグラウンドのオーガナイザーが集まったことと、仙台市によるスポンサー支援
・休眠前後での活動の違い
休眠前は1回のイベントあたり参加者20名規模、主に仙台市内のITエンジニアが参加者、平均年齢45歳、年1回開催
休眠後は1回のイベントあたり参加者40名規模、初開催では7割が県外からの参加者、第2回、第3回は8割が県内からの参加者、平均年齢30歳、年2回開催
・考察やストーリー
オーガナイザーがボランティアであるが故、特にリードオーガナイザーが他に優先度の高い課題にあたらなければならない時、熱量の高いオーガナイザーチームをつくることが難しくなる。
まずは自分たちの現在地を把握し、熱量を伝播していけるほどのチームになれているかは問いたい。その上で、リードオーガナイザーを新たに立てるなり、チームを育てることで、オーガナイザーチームの新陳代謝を行うことをオススメする。何かに固執しているメンバーがいたら、率直にフィードバックをしよう。失敗してもいい、行動し続けることが大切であり、我々は1人でコミュニティをつくっている訳ではないことに立ち返ろう。
ちなみに、復活後のSW仙台は3年間ですでに3名のリードオーガナイザーを輩出している。これからも次の世代にバトンを渡し続け、仙台にNo talk,all action!の挑戦者コミュニティを育み続けたい。
※雑感
SW仙台の前後の連動するコミュニティ、アクセラ(仙台コーヒーハウスなどのアントレコミュニティとの接続、SIAやTGAなどのソーシャル,スタートアップ支援施策との連動、学校連携など)との関連も書きたくなるなぁ。。
イベント→コミュニティ→エコシステムなど、地域のコミュニティ発展のプロセスなども他地域でどうなってるか知りたくなるなぁ。。