![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/158765883/rectangle_large_type_2_a378437dfa74e9d01683ace130bf2aa5.png?width=1200)
義実家は魔窟
時は流れ、ようやく来月新居の引き渡し~引っ越しの流れとなりました。
「家を買おう」とアキラさんが突然言い出したのが去年の夏。そこから怒涛の土地探し、ハウスメーカー選び。長かったけど、あっという間だった。
英語学習も継続中。最近は開き直ってカランばっかりやってる。Stage12まで完走したら、ゆっくりのんびり普通の会話もやる…予定。
さて、本日ぶちまけたいのはアキラさんの実家のお話。
既に義両親は他界しているため、義実家にはお姉さん夫婦が2人で住んでいるのですが、まー物が多いのです。
ぬいぐるみなどの小物集めが大好きなお姉さん。亡き義両親の服、アキラさんの勉強机、何組あるか分からない布団、ぎっちぎちの押入れの前をタンスが塞ぎ、その前にもタンスがあったりする。もちろん物がギチギチ。人間の生活スペースより明らかに物の方が多い。捨て魔の私にはもう魔窟にしか見えない。今すぐ引き取り業者に全部持ってって貰いたい。
最近になってようやくお姉さんも「片付けたいのよねぇ」と言い出してはいるのだけど、言葉と行動がうらはらで
姉「ねぇアキラ、お母さんの着物、処分していいと思う?」
ア「さぁ…どうかね?」
姉「うわっ、結納の時の箱出てきた!」
ア「すごいね、へー」
姉「アンタの学生時代のこの本とかまだ読む?必要?」
ア「うーん(パラパラ)読まないと思うよ」
こんな会話が永遠に繰り返され、そして肝心の物たちは元に戻されて終了。
即ゴミ袋行きじゃないんかい!!?なぜまたしまうのじゃ!
お姉さん曰く「まとめて捨てると目立つ。近所の目もあるから、普段のゴミの袋に1~2個ずつ見えないようにくるんで捨てるよ」だって。お姉さん、そのペースだと1万年くらいかかる気がするのよ~~~。
物の処分、要・不要の判断がまるで出来ない姉と、不要と分かっていても物をゴミ箱に入れられない、いらないと言えない弟アキラ。そっくりな2人である。そりゃ我が家もこんなだったからね↓
怖いのは「コレ、持ってく?欲しい?」と何かと物を押し付けようとするお姉さんの言葉にアキラさんがはっきりとNOを言わない事。「いりません、いらない、ウチ断捨離した後なんで、物増やさないようにしてるんで」を私が言い続けなきゃいけない、この悪者感よ。くそぅ。
考えて欲しいのは
今自分達がコレを要るか要らないか、よりも
自分が亡き後、誰がこの物の山を片付けるのか
お姉さん夫婦もシニア世代で子供はおらず、世話してくれる人はいない。頼るとしたら唯一の弟であるアキラさん。アキラさん亡き後はその子である息子くんに実家の片づけをやらせるつもりか??ちなみに義実家は老朽化が激しく、解体は必須。その際かかるであろう高額費用は一体誰が出す??
そして、車で4時間かかる義実家に住む予定の人はいない。
ああ、この家の物の無い姿を見てみたい。
きっと意外と広いんだろな。
と、初めてここを訪れた日から思い続けて7年。
あーブラックホールに全部ぶっこみたい(笑)