猫恋し
人生の半分くらい、猫と共にいる生活でした。
そんな私が、2年前に19歳の愛猫ちゃんを看取った時に心に決めたことは
『もう猫は飼わない』だった
そもそも彼女(猫)は私の連れ子として、アキラ家に連れてきた子。基本家族以外と触れ合ったことがなく、知らない人が来るとすぐに隠れて出てこない繊細キャットだったんだけど、なぜかアキラさんにはやたら懐いた。
どちらかというと犬派のアキラ氏。猫を可愛がることは特にしなかったものの、膝の上に乗られるのも寝てる上に乗りにいくのもいつも彼の方。ジェラシー駒子(アキラに、である)。でも、慕われてまんざらでもなさそうなアキラさんを見てるのも楽しかった。私たちが喧嘩してると仲裁するように間に割って入ってきたことも1度や2度ではなかったな。
大きな病気もせずに過ごしてきたにゃんこ。
それでも段々痩せて、ある日食べなくなって、転ぶようになって、呼吸が浅くなって。人間でいえば老衰。痛い思いも寂しい思いもさせたくなかったので病院には連れていかず。ちょうどステイホームの時期だったので、ずっと一緒にすごして、最期は私の腕の中で看取りました。
猫は今でも大好き。町で見かけると笑顔で見つめてしまうし、話しかけちゃうし、子猫や保護猫の動画なんかもう毎日バカみたいに眺めてる。
もふりたいなー猫。本当はまた飼いたい。
お腹に顔うずめてにゃんこのお日様の匂い嗅ぎたい。
でもでもね。飼わない理由は2つ。
ひとつは
19歳のあの子はキチンと最期まで見送ることが出来たけど、今の私の年齢で子猫を受け入れることは厳しいと思ってるから。延び続ける猫の寿命から考えて、自分が80歳くらいまで健康に生きて猫の世話をし続けられるかと言われたら、全く持って自信はない。自分亡きあと、お世話をしてくれる人がいれば別だけど、子供たちに託すわけにもいかないし・・・
子猫がダメでも成猫なら?なんらかの理由で飼い主を失った子たちを迎え入れるのも考えた。それなら十分に見てあげられるかも知れない。もしくは母猫を失った乳飲み子のミルクボランティアはどうだ?可愛い時期を独り占め出来ちゃうぞ。
そんな私の妄想にたちはだかるもう一つの理由
アキラさんは私みたいな猫好きではないってこと。家族として迎え入れる以上、当然アキラさんの承諾が必要、もちろん勝手に連れてくるわけにはいかない。そして彼は家や車にキズが付くことを極度に嫌う。私の連れ猫ちゃんは既に当時12歳のシニアだったので、家を傷つけることも暴れることも一切なかったけど、ちび猫は大暴れするからね(^^;
てなわけで猫は恋しいけどその腕に抱く夢は叶えられず。冬になると、猫のぬくもりが益々恋しい駒子です。
そんな私がこの2年、ひっそり願っていること
『アキラさん、猫拾ってこないかな♡』
そう!!連れてきたのがアキラさんなら「んもう♡しょうがないわね」で飼っちゃえる。てゆか飼っちゃう。むしろウェルカムである。飼っちゃったら何が何でも最後まで面倒見るわい!(理由①どこいった?)
この世にはNNN(ねこねこネットワーク)なるものがあると聞く。
猫調査員殿
ココにいい物件ありますです。
いつでもアキラ情報リーク致しますんでそこんとこヨロシクおねがいしまっす!
駒子より愛を込めて
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