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ガン詰めされたって話

今日、バイト先のトンカツ屋にそこのお偉いさんと思われる方が来た。僕は初め、誰かわからなかったが、店長や社員の方の挨拶がいつもより丁寧だったことから多分お偉いさんなんだろうなと悟った。

その方は僕らが一生懸命、働いている姿を見て何かメモしているようだった。おそらく、各店舗の実態や働きぶりを観察し、上に報告するのだろう。僕らはいつも以上に気を配りながら、真剣に働いた。

僕が色々動いていると、突然、そのお偉いさんに捕まった。そして、急に「俺がお客さんだと思って先週から始まった新メニューオススメしてみて」と言われた。僕は頭をフル回転し、何とか説明した。しかし、そこから何で新メニューは美味しいの?とか何でそのカツは柔らかいの?とか質問に次ぐ質問を受けた。僕は動揺とお偉いさんの圧のせいであまり答えることが出来なかった。受けたことないけど、圧迫面接の最中ってこんな気持ちなんだろうなぁと心の中で思った。

詰められすぎて頭が真っ白になり、何も答えることができなくなる状態。大学2年生の時に自分が調べた論文を発表したときもこの状態に陥った。すごいメンタルがやられるし、自分ってこんなにも何も出来ないんだという気持ちになる。だが、その経験を経て、そこから変わろうとする自分もいる。この悔しさを自分が努力するエネルギーに変えるのだ。立ち上がれ俺。

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