大人の女性で将棋を指しているということ。
将棋盤の上では、将棋のルールだけで、成り立っていて、平等と思ってました。〇〇さんは、偉いから2手指ししていいとか、△△さんは、特別ルールで、銀は、横に行ってもいいとかは、ないです。
将棋大会に行けば、名前で呼ばれます。
役職とか、〇〇さんのお母さんとかでは、ないです。
将棋を指したら、勝ったか負けたかだけが決まります。
もう20年くらい前のことですが、将棋大会に参加したら、
「男の領域に入ってきやがった」
と、言われました。
つい、3年ほど前も、30代くらいの男性に
「女性で、そのくらい指せたら、いいんじゃないですか?」
と、言われました。
何かというと、まだ、女性のプロ四段が誕生していないことを言われます。
そのためには、奨励会の三段リーグの男女比が1:1くらいにならないといけない気がしますが、そもそも奨励会試験受かって、奨励会6級になる人が、ものすごく少ないです。
私が参加する大会のクラスは、級位者クラスなので、自称級位者が、混ざっていたとしても、その男性が、女流棋士に平手で勝てるほど強いとは、思えないです。
こまこい活動も、
「女性限定にしたら?」
と、言われたこともあったのです。
まだまだ、勉強不足ですが、LGBTQとか、ジェンダーの問題がある中で、女性限定といっても、生物学的には、男性でも、自認が女性の方が来られたらどうするのか?とかが、答えられないので、性別で、区切ることは、していません。
女性に限らず、大人から将棋始めたというと、もう上達することを認めてもらえず、そのくらいでいいやん。と、言われることもあります。
実際、いつまでも級位者で、あんまり上達していませんが、まだあきらめてはいないのです。
まあ、将棋指す、なかなか強くならない女性という、珍しい生き物として、生活していこうと思ってます。
これからもよろしくお願いします。